データ可視化、双方向のワークロード自動移行、スナップショットによる重要データの確実な保護を実現し、ベンダーロックインとデータのサイロ化を回避
2017年6月7日 - マルチクラウドデータ管理のリーダーであるベリタステクノロジーズ合同会社(本社:東京都港区)は、本日、マルチクラウド環境における重要なデータ課題を解決するための新しいソリューションを発表しました。
複数のクラウドが存在する昨今、マルチクラウドクラウドの導入に取り組む企業は、データの可視化ができない、クラウド間でデータやワークロード(ITサービスを構成するアプリケーション群)を移行するのが複雑なためクラウドが固定化されて柔軟に運用できないなどの複合的な課題に直面しており、また、クラウドに保存していればデータ保護は不要という誤った認識が見られます。さらに、企業がグローバル規模でデジタル情報への依存を高める中、データが複数のクラウドに分散しているため全社的なデータガバナンスが複雑化しています。
今回発表する新しいソリューションは、プライベート / パブリック / ローカルを問わず、クラウドベースのデータを高度に可視化するための「Veritas Information Map S3 Connector」、重要なワークロードをデータセンター / クラウド間で双方向移行可能な「Veritas CloudMobility」、スナップショットベースのデータ保護を提供する「Veritas CloudPoint」です。
これらは、オンプレミス環境と同等のデータ可視化と保護、データガバナンスをマルチクラウド環境でも実現可能にするもので、Google、IBM、Microsoft をはじめとする、ベリタスが最近発表したさまざまなパブリッククラウドプロバイダとのパートナーシップにより実現しています。
◆マルチクラウドデータ管理に向けた新しいソリューション
今回発表するソリューションは、企業のマルチクラウド戦略の成功を支援するベリタスの次世代技術の一環で、今後さらに拡充していきます。
ベリタスのエグゼクティブバイスプレジデント兼 CPO (最高製品責任者) であるマイク・パーマー (Mike Palmer) は次のように述べています。「お客様は、オンプレミスと同レベルのデータの可視化と保護をマルチクラウドにも求めています。また、クラウドを固定することなく、複数のクラウドにワークロードを移行したいと考えています。ベリタスは、今回の新しい技術でこのような要望のすべてに応えます。今後も、Google、IBM、Microsoft をはじめとするクラウドプロバイダとの関係を基盤に技術開発を続けていきます」
マルチクラウド技術におけるこのような進歩は、今まさに求められていることです。IDC の予測によると、大企業の 90% が数年以内にマルチクラウドアーキテクチャの導入を計画しており、IT 部門によるマルチクラウドの導入が増えるとともに加速するということです。(※1)
IDC のリサーチディレクタを務めるフィル・グッドウィン(Phil Goodwin) 氏は、次のように述べています。「適切な管理ツールを使わずに複数のクラウド環境へワークロードを移行することは、企業にとって少々厄介な作業です。今回の新しいソリューションでベリタスが目指すのは、クラウドベンダーロックインを回避し、プライベート、パブリック、ローカルを問わず、あらゆるクラウドの重要なデータの可視化、移行、保護を確実に強化できるよう、お客様を支援することです」
◆バーチャルイベント「成功するマルチクラウド戦略: データとワークロードの管理が鍵となる理由」
ベリタスは、企業のマルチクラウド戦略への取り組みを支援するためのグローバルなバーチャルクラウドイベント(日本語字幕付き)を開催します。
・イベント名:「成功するマルチクラウド戦略: データとワークロードの管理が鍵となる理由」
・日時:日本時間6月7日(水)午後 2時 ~
・参加方法:以下のWebサイトからご登録をお願いいたします。
https://www.veritas.com/ja/jp/form/webinar/data-management-cloud-webinar.html?cid=701f1000002BRFUAA4
*ご登録後、イベント実施日以降、録画をご覧いただくこともできます。
以上
※1
出典: IDC Innovators: Multicloud Management 2017, doc #US41375217, April 2017
Veritas Technologies について
www.veritas.com/content/veritas/japanese/jp-ja
情報は、企業にとって最も大切な資産です。Veritas Technologies は、”The truth in Information” の理念のもと、情報を究めようとするすべての企業を支援します。ベリタスのプラットフォームを利用するお客様は、どんなクラウドベンダーに縛られることもなく、デジタル変革の実現、マルチクラウドデータ管理の推進、さらにデータ保護、ワークロード移行、ストレージ最適化、コンプライアンス対策など、これからのIT とビジネスに関わるさまざまな課題の解決を目指すことができます。現在、Fortune 500 企業の 86% が、ベリタスのソリューションでデータ管理を徹底し、競争優位を実現しています。ベリタステクノロジーズ合同会社は、ベリタスグループの日本法人です。
*Veritas、Veritasロゴ は、Veritas Technologies LLC または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
*その他製品名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。
将来に関する記述: 製品の今後の予定についての将来に関する記述は予備的なものであり、未来のリリース予定日はすべて暫定的で、変更の可能性があります。今後の製品のリリースや予定されている機能修正についてはベリタスが継続的な評価を行なっており、実装されるかどうかは確定していません。ベリタスが確言したと考えるべきではなく、購入決定の理由とすべきではありません。