問題
Backup Exec はサービスアカウントにどんな権限を必要としますか?
解決策
Backup Exec サーバー (メディアサーバー) で実行される Backup Exec のサービスは、Backup Exec システムサービス用に構成された特定のユーザーアカウントで実行されます。このアカウントはインストール中に作成するか、または既存のユーザーアカウントを使用することができます。インストール中に Backup Exec 用のサービスアカウントを作成する場合は、プロンプトに対しユーザー名とパスワードを入力します。
提供されるユーザー名は、ローカル管理者グループの一部である必要があります。ドメイン管理者のユーザーには、規定でローカルコンピュータの管理者権限が付与されます。
メモ: Microsoft Small Business Server のセキュリティの実装のため、Microsoft Small Business Server のサービスアカウントは Administrator である必要があります。
Backup Exec のアカウントは次の権限が必要です:
オペレーティング システムの一部として機能 (Windows 2000 のみ)
ファイルとディレクトリのバックアップ
トークン オブジェクトの作成
バッチ ジョブとしてログオン (Windows 2008 以降)
サービスとしてログオン
監査とセキュリティ ログの管理
ファイルとディレクトリの復元
ファイルとその他のオブジェクトの所有権の取得
メモ: Backup Exec 2014 以降では 「トークン オブジェクトの作成」権限は必要ありません。
また、アカウントが次の権限に追加されないことを確認してください:
サービスとしてのログオンを拒否
バッチ ジョブとしてのログオンを拒否
「拒否」は権限割り当てより優先されるので、この確認は重要です。
上記の権限を構成するためにサーバー管理者に連絡するか、以下の Microsoft web サイトを参照してください。:
technet.microsoft.com/en-us/library/cc784323(v=ws.10).aspx
technet.microsoft.com/en-us/library/cc739028(v=WS.10).aspx
エージェントやオプション毎に必要な権限については www.veritas.com/docs/100001916 を参照してください。