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Article: 100036626
Last Published: 2017-07-13
Ratings: 0 1
Product(s): Backup Exec
問題
バックアップジョブやリストアジョブを実行しようとすると、「Microsoft Windows へのログオンに失敗しました。ログオンクレデンシャルが適切に入力されていること、およびクレデンシャルが Windows コンピュータにログオンするための次の最小必要条件を満たしていることを確認してください」というエラーが発生する
エラーメッセージ
最終的なエラー: 0xe0000383 - Microsoft Windows へのログオンに失敗しました。ログオンクレデンシャルが適切に入力されていること、およびクレデンシャルが Windows コンピュータにログオンするための次の最小必要条件を満たしていることを確認してください。
原因
インセキュリティポリシーで Backup Exec ログオンアカウントに「バッチジョブとしてログオン」の権限が付与されていないとき、Windows 2003 サーバーにインストールされている Backup Exec から、ドメインコントローラでもある Windows 2008 サーバーをバックアップ選択項目で参照しようとしていることが原因です。
解決方法
このエラーはユーザーがバックアップジョブやリストアジョブを実行するための十分な権限を持っていない場合に発生します。バックアップやリストアに使用する Backup Exec サービスアカウントまたはログオンアカウントが Backup Operators グループに追加されていることを確認してください。このグループのメンバーはドメイン内にあるドメインコントローラのすべてのファイルをバックアップしてリストアできます。これらのファイルに対する個々のメンバーの権限には制限されません。このグループにデフォルトのメンバーは存在しません。このグループはドメインコントローラに対して強力な権限を持つことになるため、慎重に考慮したうえ、次の手順に従ってユーザーを追加してください。
1.
管理者/ドメイン管理者として Windows にログオンします。
2. [スタート]、[プログラム]、[管理ツール]の順にクリックします。次に、[Active Directory ユーザーとコンピュータ]を選択するか (ドメイン管理者の場合)、[コンピュータの管理]、[ローカルユーザーとグループ]の順にクリックします。
3. 十分な権限を持っていない ユーザーをダブルクリックし、[グループ]をクリックします。
4. Administrators/Domain Admin グループまたは Backup Operators グループのどちらかにユーザーを追加し、[OK]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. Windows からログアウトします。
Windows Vista/2008 以上では、バックアップやリストアに使用する Backup Exec ログオンアカウントに「バッチジョブとしてログオン」の権限が付与されていることを確認します。このポリシーはデフォルトで Administrators グループと Backup Operators グループに適用されます。このユーザー権限は、デフォルトのドメインコントローラのグループポリシーオブジェクト (GPO)、およびワークステーションとサーバーのローカルセキュリティポリシーで定義され、ユーザーがバッチキュー機能を通してログオンすることを許可します。
2. [スタート]、[プログラム]、[管理ツール]の順にクリックします。次に、[Active Directory ユーザーとコンピュータ]を選択するか (ドメイン管理者の場合)、[コンピュータの管理]、[ローカルユーザーとグループ]の順にクリックします。
3. 十分な権限を持っていない ユーザーをダブルクリックし、[グループ]をクリックします。
4. Administrators/Domain Admin グループまたは Backup Operators グループのどちらかにユーザーを追加し、[OK]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. Windows からログアウトします。
Windows Vista/2008 以上では、バックアップやリストアに使用する Backup Exec ログオンアカウントに「バッチジョブとしてログオン」の権限が付与されていることを確認します。このポリシーはデフォルトで Administrators グループと Backup Operators グループに適用されます。このユーザー権限は、デフォルトのドメインコントローラのグループポリシーオブジェクト (GPO)、およびワークステーションとサーバーのローカルセキュリティポリシーで定義され、ユーザーがバッチキュー機能を通してログオンすることを許可します。
ワークグループ環境で
ローカルセキュリティポリシーを編集します。
1.[スタート]、[管理ツール]、[ローカルセキュリティポリシー]、[ユーザー権利の割り当て]の順にクリックします。
2.詳細ペインで、[バッチジョブとしてログオン]をダブルクリックします。
![](https://veritastech.custhelp.com/euf/assets/images/legacy/img/00Dj0000000JON4EAO/015j0000000LKCvAAO.png)
3. [ユーザーまたはグループの追加]をクリックし、適切な BESA アカウントを追加します。
4. アカウントが[バッチジョブとしてログインを拒否する]に表示され
ないことを確認します。
![](https://veritastech.custhelp.com/euf/assets/images/legacy/img/00Dj0000000JON4EAO/015j0000000LKCwAAO.png)
ドメイン環境で
デフォルトのセキュリティポリシーを編集します。
1.[スタート]、[管理ツール]、[ドメインセキュリティポリシー]、[ローカルポリシー]、[ユーザー権利の割り当て]の順にクリックします。
2. 詳細ペインで、[バッチジョブとしてログオン]をダブルクリックします。.
3. [ユーザーまたはグループの追加]をクリックし、適切な BESA アカウントを追加します。
4. Windows 2008 サーバーで、[スタート]、[ファイル名を指定して実行]の順にクリックし、「gpupdate /force」と入力します (これにより、グループポリシーが更新されます)。
5. メディアサーバーで Backup Exec サービスを再起動します ([ツール]、[Backup Exec サービス]、[すべてのサービスを再起動]の順にクリックします)。
詳しくは、次の Microsoft 社の記事を参照してください。
「既定のグループ」
「サービスとしてログオンする権利をアカウントに追加する」
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc739424(WS.10).aspx Windows Server 2003 R2 の場合
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc731654(WS.10).aspx Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 の場合
注意:
1. Windows 2008 サーバーがドメインコントローラである場合、ドメインコントローラセキュリティポリシーで Backup Exec ログオンアカウントに同じ権限を割り当てる必要があります。
2. Windows 2008 サーバーがドメインのメンバーではない場合、Windows 2008 サーバーのローカルセキュリティポリシーで、Backup Exec が Windows 2008 サーバーのバックアップに使用するログオンアカウントに同じ権限を割り当てる必要があります