Remote Agent for Linux Servers （RALUS）の更新をインストールする方法

問題

Remote Agent for Linux Servers （RALUS）の更新をインストールする方法

解決策

Veritas Update を使ってアップデートやホットフィックスを自動でダウンロードするか、ダウンロードセンターから手動でダウンロードし、Backup Exec サーバーに適用すると、RALUS の更新プログラムは、Backup Exec インストールフォルダーの Agents サブフォルダに保存されます。更新プログラムの拡張子は、.tar.gz です。このファイルは、Winrar または Winzip を使って、ダウンロードしたファイルが破損していないことを確認できます。

I) RALUS を更新するには、次のステップに従います。

1. 更新プログラムは、「ftp」 または他の Linux ファイル転送アプリケーションを使って Linux にコピーし、一時フォルダに保存する必要があります。 ファイルを Linux システムにコピーする前に .gz アーカイブからファイルを抽出しないてください。

更新プログラムは、Backup Exec インストールフォルダーの Agents サブフォルダに保存されます。

3. スクリプト ./installraluspatch.sh を .tar.gz を展開したフォルダ内から実行してください。

注:  RALUS の更新プログラムは、累積的です。 複数のホットフィックスがある場合、すべてのホットフィックスをインストールする必要はありません。 最新 バージョンに過去すべての修正が含まれているため、最新バージョンのみインストールしてください。

II) RALUS が正常に更新されているどうかを確認する方法

1. .tar.gz 内には、ralus.ver という名前のファイルがあります。このファイルは、インストール時にフォルダ「/var/VRTSralus/ralus.ver」にコピーされます。 

2. このファイル内の ralus.ver バージョンは必ず、.tar.gz ホットフィックスファイル内の ralus.ver のバージョンと同じである必要があり、ほとんどの場合、/opt/VRTSralus/bin フォルダ内の beremote ファイル内の「Version」文字列と同じです。

次のコマンドで、beremote ファイル内の Version 文字列を確認できます。

# strings beremote | grep Version