問題
BackupExec ログオンアカウントを編集する方法。
解決
Backup Exec のログオンアカウントを編集すると、変更は Backup Exec ログオンアカウントを使用するすべてのリソースに即時に反映されます。
変更を有効にするためにシステムを再起動する必要はありません。
Backup Exec ログオンアカウントの次のプロパティを編集できます
1. ユーザー名
2. パスワードの変更
3. アカウント名
4. 注意
5. 所有者専用ログオンアカウント
6. デフォルトアカウント
各項目の詳細は以下の内容を参照ください。
ユーザー名
バックアップやリストアで使用するユーザー名を WORKGROUP の場合は「ユーザー名」、ドメインの場合は「ドメイン\ユーザー名」で入力します。
パスワードの変更
「ユーザー名」の欄に入力したユーザーのパスワードとパスワードの確認を入力します。
アカウント名
Backup Exec ログオンアカウントの一意の名前を入力します。
フィールドに情報を入力しない場合、ユーザー名は自動的に追加されます。
注意
Backup Exec ログオンアカウントの使用方法を説明するコメントを入力できます。(任意)
所有者専用ログオンアカウント
このチェックボックスをオンにすると、Backup Exec ログオンアカウントを、ログオンアカウントの所有者とパスワードを知っている人だけが使用できるようになります。
ログオンアカウントを制限する主な理由は、他のユーザーがそのアカウントで作成したジョブを編集できないようにするためです。
ログオンアカウントの所有者が Backup Exec でジョブを作成した場合、そのログオンアカウントのパスワードを知っている他のユーザーは、そのバックアップジョブを編集できます。
パスワードを知らない場合は所有者専用アカウントで作成されたジョブを編集できません。
この項目が選択されていない場合、Backup Exec ログオンアカウントは共通アカウントになります。
共通アカウントは、すべてのユーザーがアクセスできる共有のアカウントです。
デフォルトアカウント
このチェックボックスをオンにすると、ローカルおよびリモートリソースのバックアップのデータの参照、選択、またはリストアに使用されるデフォルトの Backup Exec ログオンアカウントになります。
Backup Exec のログオンアカウントを編集するには、次の手順を実行します。
1. Backup Exec ボタン > [構成と設定] > [ログオンアカウント] > [ログオンアカウントの管理] を起動します。
図1
2.変更する Backup Exec ログオンアカウントを選択し、[編集]をクリックします。
Backup Exec ログオンアカウントの所有者と同じユーザー名で Backup Exec にログオンしていない場合は、アカウントを編集する前にパスワードを入力する必要があります。
Active Directory でアカウントのパスワードを変更した場合は、[パスワードの入力]ダイアログボックスに古いパスワードを入力する必要があります。
図2
3. 必要に応じて Backup Exec ログオンアカウントのプロパティを変更します。
4. Backup Exec ログオンアカウントのパスワードを変更するには次の手順に従います。
a.[パスワードの変更] をクリックします。
図3
図4
b. [パスワード] フィールドに新しいパスワードを入力します。
c. [確認入力] フィールドにパスワードを再入力します。
d. [OK] をクリックします。
5. ログオンクレデンシャルの編集画面と、ログオンアカウントの管理画面を [OK] をクリックして閉じます。