カタログジョブが失敗し、[ 要求されたメディアはメディアインデックスに存在しないため、マウントすることができません ] または [ バックアップ セットにカタログ化するデータがありませんでした ] というエラーが表示されます
問題
[要求されたメディアはメディアインデックスに存在しないため、マウントすることができません。ディスクベースカタログにメディアのカタログ情報を追加するには、メディアのインベントリ操作を実行し、カタログ処理を再度サブミットしてください。] というメッセージが表示されます。
エラーメッセージ
エラーコード : 0xe0000900 - 要求されたメディアはメディアインデックスに存在しないため、マウントすることができません。ディスクベースカタログにメディアのカタログ情報を追加するには、メディアのインベントリ操作を実行し、カタログ処理を再度サブミットしてください。
最終エラーカテゴリ: バックアップメディアエラー
このエラーについて詳しくはリンクを参照してください V-79-57344-2304
エラーコード : 0xe000944b - バックアップセットにカタログ化するデータがありませんでした。
UMIコード : V-79-57344-37963
UMIコード : V-275-1107
解決策
A : [ ストレージベースのカタログを使用する ] オプションの選択を解除して、カタログ操作を実行します。
高速でストレージベースのカタログジョブが正常に完了するには、メディアファミリー ( 以下の関連ドキュメントセクションのメディアファミリーの記事を参照 ) のすべてのメディアはカタログジョブを実行する前に、Backup Exec 上に表示されている必要があります (メディアラベルは [ Backup Exec デバイス ] タブに表示されます )。メディアファミリーに含まれているメディアが欠落している場合、ストレージベースのカタログジョブは、リストア選択ウィンドウへの追加に失敗します。 このような状態が発生した場合は、カタログジョブがテープを適切にカタログ化できなくなるため、[ストレージベースのカタログを使用する] オプションのチェックを外すことにより、カタログを実行する必要があります。
ストレージベースのカタログを使用するオプションの選択を解除するには、次の手順を実行します。
1. Backup Exec のコンソールを開きます。
2. Backup Exec ボタンを押し、[ 構成と設定 ] --> [ Backup Exec の設定 ] の順にクリックします。( 図1 )
図1.
3. [ 設定 ] 画面で左側のペインにある [ カタログ ] を選択します。
4. [ ストレージベースのカタログを使用する ] のチェックマークを外します。( 図2 )
図2.
5. [ OK ] をクリックして設定を保存し、カタログを再実行します。
注: Backup Exec がメディアファミリーに属するすべてのメディアをカタログ化できなかったために、カタログジョブログには [ 失敗 ] と表示されます。 ただし、カタログ化されたテープ上のデータは、リストアのウィザードに表示され、リストア操作に使用できるはずです。
B : メディアチェンジャーとテープドライブが Veritas が推奨するドライバを使用していること、および Backup Exec インストールドライブに十分な空き容量があることを確認します。
メディアチェンジャーとテープドライブのドライバーを確認します。
メディアチェンジャーは Microsoft ドライバーを使用し、テープドライブは Veritas が推奨するドライバーを使用する必要があります。
また、カタログフォルダに新しいカタログジョブファイルが追加されるため、Backup Exec のインストールドライブに十分な空き容量があることを確認してください。