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Cluster Server 7.3.1 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
Last Published:
2018-01-17
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 付属エージェントの概要
- ストレージエージェント
- DiskGroup エージェント
- DiskGroupSnap エージェント
- Volume エージェント
- VolumeSet エージェント
- LVMLogicalVolume エージェント
- LVMVolumeGroup エージェント
- LVMVolumeGroup エージェントの設定例
- Mount エージェント
- Mount エージェントの設定例
- VMwareDisksエージェント
- SFCache エージェント
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- Network エージェント
- ネットワークエージェントについて
- IP エージェント
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- AzureIP エージェント
- AzureDNSZone エージェント
- ファイル共有エージェント
- サービスとアプリケーションのエージェント
- Apache HTTP サーバーエージェント
- Application エージェント
- CoordPoint エージェント
- KVMGuest エージェント
- KVMGuest エージェントに関する注意
- KVMGuest 環境の設定例
- RHEV 環境の設定例
- Process エージェント
- ProcessOnOnly エージェント
- AzureAuth エージェント
- インフラとサポートのエージェント
- エージェントのテスト
- レプリケーションエージェント
- RVG エージェント
- RVGPrimary エージェント
- RVGSnapshot
- RVGShared エージェント
- RVGLogowner エージェント
- RVGSharedPri エージェント
- VFRJob エージェント
SMF を使った NFS デーモンの制御(Solaris 10 の場合)
Solaris 10 では、NFS デーモンの制御に SMF(Service Management Facility)を使わない場合は、対象のデーモンについて SMF を無効にします。
NFS リソースに対する SMF の使用はデフォルトでは無効です。 NFS リソースに SMF を使う場合は、UseSMF 属性の値を 1 に設定する必要があります。UseSMF 属性の値を 1 に設定した場合は、次の指示を実行する必要はありません。 UseSMF 属性をデフォルト値の 0 に保つ場合は、次の指示を実行する必要があります。 以前は、UNIX の起動スクリプトと設定ファイルがこれらの機能を行っていました。 SMF は、永続的な設定情報とすべてのサービスの実行時データを格納するサービス構成リポジトリを維持します。 現在では、すべての NFS デーモン(nfsd、mountd など)が SMF によって制御されます。 これらのデーモンを VCS 制御下で維持するには、NFS デーモンの SMF フレームワークを無効にするように構成リポジトリを変更します。 NFS エージェントをオンラインにする前に、次のコマンドを呼び出す必要があります。このコマンドを呼び出さないと、エージェントは UNKNOWN 状態を返します。
nfsd デーモンと mountd デーモンを VCS 制御下で維持するには
- auto_enable プロパティを false に設定します。
# svccfg -s nfs/server setprop "application/auto_enable = false"
- SMF 構成リポジトリを更新します。
# svcadm refresh nfs/server
- SMF を無効にします。
# svcadm disable svc:/network/nfs/server:default
- svcs -a | grep -i nfs コマンドを実行し、結果の出力を調べて、nfsd と mountd の SMF が無効になっていることを確認します。
# svcs -a | grep -i nfs disabled May_29 svc:/network/nfs/server:default
nfsmapid デーモンを VCS 制御下で維持するには
- auto_enable プロパティを false に設定します。
# svccfg -s nfs/mapid setprop "application/auto_enable = false"
- SMF 構成リポジトリを更新します。
# svcadm refresh nfs/mapid
- SMF を無効にします。
# svcadm disable svc:/network/nfs/mapid:default
- svcs -a | grep -i mapid コマンドを実行し、結果の出力を調べて、nfsmapid の SMF が無効になっていることを確認します。
# svcs -a | grep -i mapid disabled May_29 svc:/network/nfs/mapid:default