Cluster Server 7.3.1 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
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SambaServer エージェントの属性
表: 必須属性
必須属性 | 説明 |
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ConfFile | Samba が使用する設定ファイルの絶対パス。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/etc/samba/smb.conf" |
LockDir | Samba の lock ディレクトリ。 Samba は、ファイル smbd.pid、nmbd.pid、wins.dat(WINS データベース)、と browse.dat(マスターブラウザのデータベース)をこのディレクトリに格納します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/var/run" |
表: オプションの属性
オプションの属性 | 説明 |
---|---|
IndepthMonitorCyclePeriod | 詳細監視を実行した後の監視サイクル数。たとえば、値 5 は、監視サイクルの 5 回目ごとに、リソースを詳細に監視することを示します。値 0 は、そのリソースに対してはエージェントは詳細監視を実行しないということを示しています。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 5 |
Ports | Samba が接続を受け付けるポート。 Samba を NBT(NetBios over TCP/IP)で実行するには、この属性を 139 に設定します。Samba を TCP/IP 上で直接実行するには、この属性を 445 に設定します。 データ形式と値のタイプ: 整数 - ベクター デフォルト: 139, 445 |
ResponseTimeout | エージェントがセッションの要求パケットを送信後、セッションの応答パケットを受信するまで待機する秒数。 たとえば、値 5 は、セッションの応答パケットの受信を 5 秒間待機することを示しています。 この属性は、詳細監視が有効な場合に設定します。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 10 |
PidFile | Samba デーモンの pid ファイルの絶対パス。 このファイルには、監視対象の smbd プロセスのプロセス ID が含まれています。 標準以外の設定ファイル名またはパスを使用している場合は、この属性を設定します。標準以外の設定ファイル名でこの属性を設定していない場合、エージェントは smbd-ConfFile.pid ファイルを調べて、リソースを監視します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/var/run/smbd.pid" |
SambaTopDir | Samba デーモンとバイナリの親パス。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "/usr" SambaServer エージェントは、samba 実行ファイルの絶対パスを判断するために、open エントリポイントの SambaTopDir 属性値を使います。 リソースを有効にした後でこの属性を設定した場合は、次のコマンドを実行して、リソースを無効にして再び有効することにより、この属性を有効にしてください。 # hares -modify <res> Enabled 0 # hares -modify <res> Enabled 1 |
SocketAddress | Samba デーモン(smbd)が接続をリスニングする IP アドレス。1 つのノードで複数の SambaServer リソースを設定する場合、SocketAddress 属性を設定します。 メモ: IPv4 アドレスのみがサポートされています。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "10.128.10.14" |