Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.4 よく寄せられる質問

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.4)
Platform: AIX,Linux,Solaris,Windows

パフォーマンス統計

パフォーマンス関連の何のデータを Veritas InfoScale Operations Manager で追跡できますか。

Veritas InfoScale Operations Manager では、パフォーマンスグラフに表示される次のデータを追跡します。

  • ホスト - 利用可能なメモリ、平均 CPU 負荷、CPU 利用率、スワップ率、使用済みスワップ

  • ディスクとボリューム - 読み書きの統計

  • ファイルシステム - ファイルシステムのサイズと使用領域

  • イニシエータ - 読み書きバイト数、読み書きのエラーとキューの長さ

  • パス - 読み書きの遅延時間、読み書きの平均バイト数

  • 仮想化サーバーと仮想マシン - 利用可能なメモリ、CPU 利用率、スワップ率、平均 CPU 負荷、使用済みスワップ

  • 仮想化サーバーのパス - 読み書きの平均遅延時間、読み書きバイト数

  • ストレージアレイポート、アダプタ、エンクロージャ - 読み書きの平均遅延時間、読み書きバイト数、IO 操作、IO スループット

パフォーマンス統計はどこに保存されますか。

パフォーマンス統計データは、管理サーバーデータベースには保存されません。管理対象ホストに保存されます。 管理サーバーが動作していない場合は、管理対象ホストが管理サーバーで設定されている場合にかぎり、各管理対象ホストのパフォーマンス統計履歴を Veritas InfoScale Operations Manager で収集し続けます。

ホスト、ボリューム、ディスク、ファイルシステム、パス、イニシエータのデータログは、管理対象ホストに格納されます。仮想化サーバー、仮想マシン、パス、イニシエータのデータログは、制御ホストに格納されます。ストレージアレイ(ポート、アダプタ、エンクロージャ)の場合、1 日分のデータログは検出ホストに格納されますが、他のすべてのログは管理サーバーに格納されます。

UNIX または Linux の管理対象ホストのデフォルトディレクトリは次のとおりです。

/var/opt/VRTSsfmh/stats

Windows 2003 の場合

%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\Symantec\VRTSsfmh\stats

Windows 2008/2008 R2 の場合

%ALLUSERSPROFILE%\Symantec\VRTSsfmh\stats

Windows 2012 の場合

%ALLUSERSPROFILE%\Symantec\VRTSsfmh\stats

ストレージアレイと VMware 測定の場合には、Veritas InfoScale Operations Manager は共有フォルダにもデータを保存します。

  • UNIX: /var/opt/VRTSsfmh/shared/stats

  • Windows 2003: %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\Symantec\VRTSsfmh\shared\stats

  • Windows 2008/2008 R2: %ALLUSERSPROFILE%\Symantec\VRTSsfmh\shared\stats

  • Windows 2012: %ALLUSERSPROFILE%\Symantec\VRTSsfmh\shared\stats

パフォーマンスグラフは Windows 管理対象ホストでサポートされますか。

はい。Veritas InfoScale Operations Manager のバージョン 6.0 以降は、Windows 管理対象ホストのパフォーマンス統計の収集をサポートします。 次のパフォーマンス統計は、Windows 管理対象ホストで収集されます。

  • ホスト(Host)

  • ディスク(Disk)

  • ボリューム(Volume)

  • Windows のネーティブファイルシステム

    ファイルシステムの読み書き統計のみが収集されます。

パフォーマンスメータリングについて詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager ユーザーズガイド』を参照してください。