セキュリティ管理者向け NetBackup Web UI
オブジェクトグループについて
オブジェクトグループは、資産、アプリケーションサーバー、または保護計画の組み合わせを定義します。ユーザーの役割とオブジェクトグループ (ユーザーのアクセスルールを構成する) によって、オブジェクトグループ内のオブジェクトに対するユーザーのアクセス権が決まります。
特定の資産の管理またはリカバリを実行するには、それらの資産を使用したアクセスルールがユーザーに割り当てられている必要があります。資産を管理する、または特定の保護計画に資産をサブスクライブするには、それらの計画を使用したアクセスルールがユーザーに割り当てられている必要があります。特定のアプリケーションサーバーのクレデンシャルを管理するには、それらのサーバーを含むアクセスルールがユーザーに割り当てられている必要があります。ユーザーに割り当てられた役割に応じて、ユーザーは次のタスクを実行できます。
セキュリティ管理者には、すべてのオブジェクトグループ内のすべてのオブジェクトに対するアクセス権が割り当てられます。この役割を割り当てられたユーザーは、次の操作を実行できます。
すべての資産を表示する
すべてのアプリケーションサーバーを表示する
すべての保護計画を表示する
バックアップ管理者は次のことを管理できます。
オブジェクトグループに含まれている保護計画
どの計画にオブジェクトグループ内の資産をサブスクライブするか
オブジェクトグループに含まれる資産のジョブ
オブジェクトグループ内のアプリケーションサーバーのクレデンシャル
資産グループ
作業負荷管理者は次の操作を実行できます。
オブジェクトグループに含まれる保護計画を表示する
どの計画にオブジェクトグループ内の資産をサブスクライブするかを管理する
オブジェクトグループ内の資産のリカバリを実行する
メモ:
オブジェクトグループは、ユーザーが何を作成できるかも制限できます。たとえば、バックアップ管理者に、「finance」という単語を含む保護計画へのアクセス権を付与する 1 つのアクセスルールのみが割り当てられているとします。この場合、ユーザーは、「finance」という単語が含まれる保護計画のみを作成できます。