Backup Manager 向け APTARE IT Analytics Data Collector インストールガイド

ポリシーを追加するには

1. ［管理 (Admin)］、［データ収集 (Data Collection)］、［コレクタ管理 (Collector Administration)］の順に選択します。現在構成されているポータルデータコレクタが表示されます。
2. 必要に応じてコレクタを検索します。
3. リストからデータコレクタを選択します。
4. ［ポリシーの追加 (Add Policy)］をクリックし、メニューでベンダー固有のエントリを選択します。
   
5. パラメータを入力するか、選択します。必須パラメータにはアスタリスク (*) が付いています。

   フィールド	説明
   コレクタドメイン (Collector Domain)	コレクタのバックアップポリシーが追加されるコレクタのドメイン。これは読み取り専用フィールドです。デフォルトでは、新しいポリシーのドメインはコレクタのドメインと同じになります。このフィールドは、コレクタを追加するときに設定されます。
   ポリシードメイン (Policy Domain)	［コレクタドメイン (Collector Domain)］は、データコレクタのインストール処理中に指定されたドメインです。［ポリシードメイン (Policy Domain)］は、データコレクタ用に構成されるポリシーのドメインです。［ポリシードメイン (Policy Domain)］は、［コレクタドメイン (Collector Domain)］と同じ値に設定する必要があります。 ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、［ポリシードメイン (Policy Domain)］に関連付けられているルートホストグループに追加されます。 通常は、1 つの［ポリシードメイン (Policy Domain)］のみがドロップダウンリストで利用可能になります。マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。 ドメイン名を見つけるには、ユーザーアカウントメニューの［マイプロファイル (My Profile)］を選択します。
   CommServe サーバーのアドレス (CommServe Server Address)	CommServe サーバーの IP アドレスまたはホスト名を指定します。このフィールドは必須です。
   CommServe DB サーバーのアドレス (CommServe DB Server Address)	CommServe データベースシステムの IP アドレスまたはホスト名を指定します。このフィールドは空にできます。フィールドが空の場合、CommServe データベースのホスト名はデフォルトで CommServe サーバーに設定されます。
   DB サーバーポート (DB Server Port)	CommServe データベースによって使用されるポートを指定します。デフォルトは 1433 です。SQL Server では、このポートはデフォルトでは有効になっていません。このポートを SQL Server で構成したら、データ収集を実行する前にサーバーを再起動する必要があります。
   DB サーバーのユーザー ID* (DB Server User ID*)	CommServe データベースで使用する、無期限のパスワードを設定した読み取り専用のユーザー ID を指定します。これは、少なくとも次の CommServe データベースの役割と権限を持つ SQL 認証ログインです。 db_datareader - EXECUTE dbo.GetDateTime - EXECUTE dbo.GetUnixTime - EXECUTE dbo.GetJobFailureReason - EXECUTE dbo.JMGetLocalizedMessageFunc このフィールドは必須です。
   DB サーバーのパスワード * (DB Server Password*)	ユーザー ID に関連付けられている無期限のパスワード。 このフィールドは必須です。
   パスワードの再入力 (Repeat Password)	ユーザー ID に関連付けられているパスワード。
   アクティブな精査 (Active Probes)
   インベントリ (Inventory)	時計アイコンをクリックして、システム、ディスク、テープ、VTL、ファイルシステムの圧縮など、システムの詳細に関連するデータを収集するスケジュールの間隔を設定します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。収集頻度を減らすことによってパフォーマンスを最適化します。 メモ: コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、データコレクタの再起動時刻に対して相対的です。
   ジョブ (Jobs)	時計アイコンをクリックして、バックアップジョブに関連するデータ収集のスケジュールの間隔を設定します。デフォルトの収集間隔は 30 分です。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。デフォルトの収集の最大時間数は、168 時間 (7 日) です。 メモ: コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、データコレクタの再起動時刻に対して相対的です。
   使用中のドライブ (Drives in Use)	時計アイコンをクリックして、バックアップに使用中のドライブに関連するデータ収集のスケジュールの間隔を設定します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。 メモ: コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、データコレクタの再起動時刻に対して相対的です。
   スキップされたファイルの詳細 (Skipped File Details)	スキップされたファイル収集の詳細をアクティブ化します。これにより、どのファイルがバックアップまたはリストア中に問題があり、スキップする必要があったのかを収集します。これはクライアントログを収集し、WMI プロキシ情報を必要とする場合があります。時計アイコンをクリックして、バックアップ中にスキップされたファイルに関連するデータ収集のスケジュールの間隔を設定します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。 メモ: コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、データコレクタの再起動時刻に対して相対的です。 メモ: デフォルトでは、このフィールドは選択されていません。このフィールドをアクティブ化すると、数時間かかる可能性がある別の収集が定期的に実行されます (クライアントの数によって異なります)。さらに、CommCell GUI にアクセスして追加情報を確認することもできます。
   CommServe サーバーのドメイン (CommServe Server Domain)	ユーザー ID に関連付けられているドメインを指定します。このフィールドは、CommServe サーバーのユーザー ID と組み合わせて指定する必要があります。このフィールドを空にすると、ローカルユーザーアカウント (.\username) が使用されます。
   CommServe サーバーのユーザー ID (CommServe Server User ID)	CommServe サーバーで管理者権限を持つユーザー ID を指定します。このフィールドは、CommServe サーバーのドメインと組み合わせて指定する必要があります。このフィールドを空にすると、ローカルユーザーアカウント (.\username) が使用されます。スキップされたファイルの詳細の収集には、ユーザー ID およびパスワードフィールドが必須です。
   CommServe サーバーのパスワード (CommServe Server Password)	CommServe サーバーのユーザー ID と関連付けられているパスワード。スキップされたファイルの詳細の収集には、ユーザー ID およびパスワードフィールドが必須です。
   パスワードの再入力 (Repeat Password)	ユーザー ID に関連付けられているパスワード。
   メモ (Notes)	データコレクタポリシーのメモを入力または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、［コレクタ管理 (Collector Administration)］ページにも検索可能な列として表示されます。

6. ［OK］をクリックして、ポリシーを保存します。
7. データコレクタサーバーで、データコレクタソフトウェアをインストールまたは更新します。