Enterprise Vault™ 導入/計画

管理アカウントと役割

最も重要な Enterprise Vault アカウントはボルトサービスアカウントです。Enterprise Vault をインストールする前に、ボルトサービスアカウントを設定して、適切な権限を指定する必要があります。Enterprise Vault を設定する場合は、このアカウントを使って Enterprise Vault 設定ウィザードを実行する必要があります。

Enterprise Vault のサービスとタスクは、Enterprise Vault データベースにアクセスするときにボルトサービスアカウントを使います。Exchange Server のアーカイブでは、Enterprise Vault タスクは Microsoft Exchange Server に接続するときにボルトサービスアカウントを使います。

Enterprise Vault タスクはボルトサービスアカウントで実行できます。また、必要に応じて、タスクごとに別のアカウントを指定することもできます。

ボルトサービスアカウントの作成について詳しくは、『インストール/設定』ガイドを参照してください。

Enterprise Vault には、他の Enterprise Vault 管理者に割り当てることができる管理役割も用意されています。これらの役割は、管理コンソールを使って指定された管理タスクを実行できるようにする制限付きの権限をユーザーに提供します。特定の管理タスクに対して複数の役割が事前に設定されています。