Veritas NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
csconfigreinitialize — NetBackup Web 管理コンソール (nbwmc) Web サービスの CloudStore Service Container コンポーネントを再初期化します。
概要
csconfig reinitialize
UNIX システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/ です。
Windows システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは install_path\NetBackup\bin\admincmd\
です。
説明
csconfig reinitialize コマンドでは、nbwmc Web サービスの CloudStore Service Container コンポーネントを再初期化できます。このオプションを使用すると、nbwmc サービスの構成設定が Cloudstore.conf
、CloudProvider.xml
、CloudInstance.xml
の各ファイルから再ロードされます。このコマンドは、NetBackup のマスターサーバーまたはメディアサーバーでローカルで実行できるほか、SSH を使用してサーバーに接続してリモートで実行することもできます。
クラウドの構成設定の変更を有効にするには、NetBackup CloudStore Service Container (nbcssc) サービスまたは NetBackup Web 管理コンソール (nbwmc) サービスのどちらかを再起動する必要があります。この要件は NetBackup のバージョンによって異なります。サービスの再起動は、構成にエラーがあると失敗することがあります。たとえば、CloudProvider.xml
ファイルが無効な場合などです。サービスの再起動に失敗すると、NetBackup の操作が停止する可能性があります。
このコマンドオプションは、サービスの再起動を回避するために提供されています。クラウドの構成設定を更新するときは、このコマンドを実行して nbwmc サービスで更新後の構成をロードします。nbwmc サービスの再起動は必要ありません。
関連項目
csconfig cldinstance(delete)を参照してください。
csconfig cldprovider(delete)を参照してください。
csconfig meter(delete)を参照してください。
csconfig throttle(delete)を参照してください。