Veritas™ System Recovery 18 Readme
- Veritas System Recovery 18 Readme
- Granular Restore Option
インストール
Veritas System Recovery18 以降では、Veritas System Recovery をインストールすると Veritas System Recovery Disk 作成パッケージがデフォルトにより配備されます。
コンピュータのメインメモリをグラフィックスカードなどの他のデバイスと共有すると、Veritas System Recovery 18 の機能を使うためのメインメモリの最小要件を、お使いのコンピュータが満たさなくなることがあります。コンピュータのメインメモリの容量が、Veritas System Recovery 18 で必要とされる最小限の容量しかない場合は、メインメモリを共有しないでください。
Veritas System Recovery Disk のメインメモリの最小要件は 512 MB です。このメインメモリ全体の容量は共有しないで、Veritas System Recovery Disk 専用に使用する必要があります。メインメモリを Veritas System Recovery Disk の専用にせずに共有して使用すると、Veritas System Recovery Disk を使用してリカバリポイントを復元する場合や他のタスクを実行する場合に、メモリが不足することがあります。
システムの最小必要条件について詳しくは、『Veritas System Recovery 18 ユーザーズガイド』を参照してください。
Microsoft BitLocker ドライブ暗号化を使ってドライブのデータのセキュリティを保護している場合は、次の点を考慮します。
BitLocker で暗号化されたドライブのロックを解除し、Veritas System Recovery 18 を使ってバックアップできます。 その後、Veritas System Recovery Disk (または Veritas System Recovery Disk のカスタマイズされたバージョン)を使って修復できます。
BitLocker 暗号化されたドライブを修復した後には BitLocker が解除されているため、復元後に再度 BitLocker を設定する必要があります。
(BitLocker を使う主な理由である)ドライブ上のデータのセキュリティを保護する必要がある場合は、データが含まれるリカバリポイントを暗号化してデータのセキュリティを保護することができます。
以前に BitLocker 暗号化されたドライブのデータを含むリカバリポイントを新しいドライブへ復元する場合は、ブートパーティションとシステムパーティションの両方のリカバリポイントが必要です。
最初にブートパーティションを復元し、次にシステムパーティションを復元する必要があります。コンピュータが正しく起動するように、ブート構成データベース (BCD) を更新します。
Veritas System Recovery 18 は、GRUB ブートローダーを使っているコンピュータをサポートしません。
Veritas System Recovery 18 は、Fedora Core3 Ext2/Ext3 または GRUB 2 ブートマネージャを使っているコンピュータをサポートしません。
Veritas System Recovery 18 のすべてのインストールには約 1 GB が必要です (選択した製品の言語によって異なる)。システムドライブ(通常は C:)のディスク領域が少なく、Veritas System Recovery 18 を代替ドライブにインストールすることを選択した場合でも、システムドライブには約 30 MB のディスク領域が必要です。システムドライブのディスク領域が非常に少ない場合は(100 MB 未満)、Veritas System Recovery 18 をインストールする前にまず領域を解放してください。
Veritas System Recovery 18 のインストール後、コンピュータの再起動を求めるメッセージが表示されます。コンピュータの再起動は、システムドライバ vtrack.sys、SSRFsF.sys、genericmount.sys をインストールしてアクティブ化するために必要です。