Backup Exec 20.4 Readme

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Product(s): Backup Exec (20.4)

Backup Exec 20.4 の新機能

表: Backup Exec 20.4 の新機能

項目

説明

ランサムウェアからの回復力

Backup Exec は、ディスクベースのストレージデバイスの場所へのアクセスを監視します。ディスクベースストレージデバイスの場所への変更は Backup Exec でのみ行うことができます。他のプロセスはディスクストレージに書き込むことができません。

Resilient Change Tracking (RCT) のサポート

Backup Exec は、Resilient Change Tracking (RCT) 方式を使用して、Hyper-V 上でホストされている仮想マシンの保護をサポートしています。Resilient Change Tracking (RCT) は、Windows Server 2016 以降で動作する Hyper-V に使用できます。

Veritas SaaS Backup での Office 365 のバックアップ

Backup Exec をご利用のお客様は、Office 365 やその他の SaaS ワークロードの完全に自動化されたデータ保護を実行するため、Veritas SaaS Backup の無償版を使用できます。

https://www.veritas.com/form/trialware/saas-backup

Veritas SaaS Backup について詳しくは、次の URL を参照してください。

https://www.veritas.com/product/backup-and-recovery/saas-backup?om_camp_id=us_vrc_be_web_saas-backup_customers

Veritas Smart Meter のサポート

Backup Exec のユーザーは、Veritas Smart Meter を使用して容量の使用状況と資格情報を追跡できます。

https://taas.veritas.com/

サーバーメッセージブロック (SMB) およびスケールアウトファイルサーバーのサポート

Backup Exec は、サーバーメッセージブロック (SMB) 共有およびスケールアウトファイルサーバー共有でホストされている HYPER-V 仮想マシンの保護をサポートします。このサポートは、Resilient Change Tracking (RCT) 方式が選択されており HYPER-V が Windows Server 2016 以降で実行されている場合に有効です。

GRT での Microsoft SharePoint Server 2016 のサポート

Backup Exec に、SharePoint 2016 バックアップから個々の項目 (GRT) を個別にリストアする機能へのサポートが追加されました。

仮想マシンディスクの選択的なバックアップ - Hyper-V

Hyper-V 仮想マシンをバックアップする際、どの仮想ディスクを含めるか、除外するかを選択できるようになりました。

この機能は、Hyper-V でホストされている仮想マシンに適用され、VMware 仮想マシンではすでに使用できます。

デバッグログを有効にしたバックアップジョブ

Backup Exec のユーザーは、デバッグログを有効にしてジョブを実行できます。この機能により、簡単にデバッグログを取得できます。取得したデバッグログはテクニカルサポートに送信できます。

以前のリリースの Backup Exec の新機能のリストは、『Backup Exec の新機能』ドキュメントで参照できます。