Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup appliance 4.0 について
- NetBackup appliance 4.0 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意事項
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連マニュアル
NetBackup 5350 Appliance の新しい操作上の注意
5350 Appliance では、必要なハードウェアおよび関連ソフトウェア機能のサポートが含まれる改訂版のソフトウェアリリース 4.0 が使用されます。5350 Appliance のサポート対象ソフトウェアの最小バージョンは、各ユニットに付属している改訂版の 4.0 バージョンです。再イメージングが必要になった場合は、改訂版の 4.0 以降のソフトウェアバージョンを使用する必要があります。
メモ:
改訂版の 4.0 ソフトウェアバージョンは、他のアプライアンスのモデルにはインストールできません。改訂版の 4.0 ソフトウェアバージョンを使用して 5240、5250、5330、または 5340 Appliance を再イメージングしようとすると、ブロックされます。
次の情報は、NetBackup 5350 Appliance リリースの既知の問題について説明しています。
HBA ポート構成の失敗
ファイバートランスポートオプションを有効にし、複数の HBA ポートをイニシエータに設定してゾーン化した場合、Appliance Web コンソールからポート構成を FTMS ターゲットまたは MSDP ターゲットに変更すると、失敗することがあります。この問題を解決する方法について詳しくは、次の記事を参照してください。
ディスクエラー
NetBackup 5350 Appliance で Monitor > Hardware ShowHealth PrimaryShelf または Monitor > Hardware ShowHealth ExpansionShelf コマンドを実行すると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Disk Information Error: No Disk(s) Detected
この問題を解決する方法について詳しくは、次の記事を参照してください。
取りはずしたストレージシェルフのストレージデータが引き続き表示される
ストレージシェルフを NetBackup Appliance から物理的に取りはずした後、シェルフのストレージデータの詳細が Web コンソールとシェルメニューのインターフェースに表示されたままになります。この問題は、すべての NetBackup Appliance モデルと 3.0 から 4.0 までのすべてのソフトウェアバージョンに影響します。
この問題を解決するには、シェルメニューから次のコマンドを実行し、監視データとインベントリデータのクリーンアップを求めるメッセージが表示されたら「yes」と入力します。
Main > Support > InfraServices > CleanMonInvData
ファームウェア更新の推奨事項が正しくない
5350 Appliance で Main > Manage > Software > Firmware Status コマンドを実行すると、コマンド出力に RAID RMS3HC080 カードとストレージコントローラのファームウェア更新が推奨される場合があります。この推奨事項は正しくないため、無視しても問題ありません。今後のアプライアンスのリリースで、この問題の修正を予定しています。