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Cluster Server 8.0 付属エージェントリファレンスガイド - Linux
Last Published:
2022-01-26
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (8.0)
Platform: Linux
- 付属エージェントの概要
- ストレージエージェント
- ストレージエージェントの概要
- DiskGroup エージェント
- DiskGroupSnap エージェント
- Volume エージェント
- VolumeSet エージェント
- LVMLogicalVolume エージェント
- LVMVolumeGroup エージェント
- Mount エージェント
- IMF 対応
- Mount エージェントの依存関係
- Mount エージェントのエージェント関数
- Mount エージェントの状態の定義
- Mount エージェントの属性
- Mount エージェントのリソースタイプ定義
- Mount エージェントに関する注意事項
- ディレクトリ名のスペースのサポート
- 複数 bindfs のサポート
- 高可用性のファイアドリル
- VxFS ファイルシステムロック
- IMF の使用に関する注意事項
- Mount エージェントに対するレベル 2 の監視の有効化
- RHEL 7 と RHEL 8: NFS ファイルシステムのバージョン
- RHEL 7 と RHEL 8: バインドマウントの構成
- Amazon EFS のサポート
- Mount エージェントの設定例
- Mount エージェントのデバッグログレベル
- Mount エージェントの制限事項
- VMwareDisksエージェント
- SFCache エージェント
- AWS EBSVol エージェント
- AzureDisk エージェント
- GoogleDisk エージェント
- Network エージェント
- ネットワークエージェントについて
- IP エージェント
- NIC エージェント
- IPMultiNIC エージェント
- MultiNICA エージェント
- DNS エージェント
- AWSIP エージェント
- AWSRoute53 エージェント
- AzureIP エージェント
- AzureDNSZone エージェント
- GoogleIP エージェント
- ファイル共有エージェント
- サービスエージェントとアプリケーションエージェント
- サービスエージェントとアプリケーションエージェントについて
- Apache HTTP サーバーエージェント
- Application エージェント
- AzureAuth エージェント
- CoordPoint エージェント
- KVMGuest エージェント
- KVMGuest エージェントの依存関係
- KVMGuest エージェントのエージェント関数
- KVMGuest エージェントの状態の定義
- KVMGuest エージェントの属性
- KVMGuest エージェントのリソースタイプ定義
- KVMGuest エージェントに関する注意
- RHEL 6、RHEL 7(KVM 環境)、SuSE Enterprise Linux 11 SP2 と SP3 で作成されたゲストのサポート
- ストレージとネットワークの設定
- ゲストのライブ移行
- RHEV 環境の仮想マシンの管理
- SuSE KVM の ISO イメージの管理
- VCS を使った仮想マシンの移行
- グローバルクラスタ設定の DR のための KVMGuest エージェントの設定
- AD ベースのドメインを使用する RHEV-M の非管理者ユーザーの設定
- ホストがクラッシュした場合の仮想マシンのフェールオーバー
- KVMGuest エージェントは RHEV 環境で curl コマンドと xpath コマンドを要求する
- RHEV 環境: VM が動作しているノードがパニックに陥るか強制的にシャットダウンされる場合、VCS は別のノードで VM を開始できない
- KVMGuest 環境の設定例
- RHEV 環境の設定例
- SuSE KVM の設定例
- KVMGuest エージェントのデバッグログレベル
- Process エージェント
- ProcessOnOnly エージェント
- RestServer エージェント
- インフラエージェントとサポートエージェント
- エージェントのテスト
- レプリケーションエージェント
- レプリケーションエージェントについて
- RVG エージェント
- RVGPrimary エージェント
- RVGSnapshot
- RVGShared エージェント
- RVGLogowner エージェント
- RVGSharedPri エージェント
- VFRJob エージェント
RHEV 環境: VM が動作しているノードがパニックに陥るか強制的にシャットダウンされる場合、VCS は別のノードで VM を開始できない
RHEV 環境で、仮想マシンが動作しているノードでパニックが発生した場合、または強制的にシャットダウンした場合、その仮想マシンの状態はクリアされません。RHEV-M は VM を不明状態に設定し、VCS は別のノードでこの仮想マシンを起動できません。RHEV-M で手動フェンシングを開始して、この状態を消去する必要があります。
これは RHEV-M 設計に関連しているため、VCS の制限事項ではありません。詳しくは、『Red Hat Enterprise 仮想化テクニカルガイド』を参照してください。
RHEV-M で手動フェンシングを開始して、VM の状態を消去するには
- RHEVMinfo 属性で、UseManualRHEVMFencing キーを 1 に設定します。
UseManualRHEVMFencing = 1
- リソースの属性を上書きします。
hares -override resource_name OnlineRetryLimit
- OnlineRetryLimit 属性値を 2 に変更します。
hares - modify resource_name OnlineRetryLimit 2
VM の状態を消去した後、VCS は別のノードで VM を起動します。
RHEV ベースのディザスタリカバリのリソース設定の例を次に示します。
group rhev_sg (
SystemList = { rhelh_a1 = 0, rhelh_a2 = 1 }
TriggerPath ="bin/triggers/RHEVDR"
PreOnline=1
OnlineRetryLimit = 1
)
KVMGuest rhev_fo (
RHEVMInfo = { Enabled = 1, URL =
"https://192.168.72.11:443",
User = "admin@internal",
Password = flgLglGlgLglG,
Cluster = RHEV-PRIM-CLUS,
UseManualRHEVMFencing = 1 }
GuestName = swvm02
OnlineRetryLimit = 2
)
// resource dependency tree
//
// group rhev_sg
// {
// KVMGuest rhev_fo
// }