NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 第 I 部 監視と通知
- 第 II 部 セキュリティの管理
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- RBAC の構成
- 役割の権限
- アクセスの管理
- NetBackup Web サーバーで外部証明書を使用するための構成
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ユーザーセッションの管理
- マスターサーバーのセキュリティ設定の管理
- ユーザー用の API キーの作成と管理 (管理者)
- API キーの追加と管理 (ユーザー)
- 認証オプションの設定
- ホストの管理
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 III 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 IV 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 V 部 クレデンシャルの管理
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
カスタムの RBAC 役割の追加
ユーザーが作業負荷資産、保護計画、またはクレデンシャルに対して持つ権限とアクセス権を手動で定義する場合は、カスタムの RBAC の役割を作成します。
注意: カスタム役割を最初に作成する際、作業負荷、保護計画、およびクレデンシャルに対するアクセスを構成するために使用できるのは Web UI のみです。役割を作成した後にこれらの設定を変更する場合は、役割を再作成する必要があります。または、必要な権限を持つ別の役割を追加します。NetBackup API を使用してカスタム役割を更新することもできます。
注意: Veritas は、今後のリリースでデフォルトの役割の RBAC 権限を更新する権限を留保します。更新された権限は、NetBackup のアップグレード時にこれらの役割のユーザーに自動的に適用されます。デフォルトの役割 (またはデフォルトの役割に基づくカスタム役割) のコピーは、自動的には更新されません。
カスタムの RBAC の役割を追加するには
- 左側で、[セキュリティ (Security)]、[RBAC]の順に選択して、[追加 (Add)]をクリックします。
- 作成する役割の種類を選択します。
その種類の役割の定義済み権限と設定をすべて含んだ、デフォルトの役割のコピーを作成できます。または、[カスタム役割 (Custom role)]を選択して、役割に付与するすべて権限を手動で設定します。
- [ロール名 (Role name)]と説明を指定します。
たとえば、特定の部署や地域のバックアップ管理者であるすべてのユーザー向けのロールであることを示す場合が考えられます。
- [アクセス権 (Permissions)]カードで、[割り当て (Assign)]をクリックします。
役割の権限を参照してください。
選択する権限によって、役割に対して設定できるその他の設定が決まります。
デフォルトの役割の種類を選択すると、特定の権限が、その種類の役割に必要な場合にのみ有効になります。たとえば、ストレージ管理者には、保護計画に対する権限は不要です。Microsoft SQL Server 管理者にはクレデンシャルが必要です。
[作業負荷 (Workloads)]カードは、[資産 (Asset)]の権限を選択すると有効になります。
[保護計画 (Protection plans)]カードは、[保護計画 (Protection plans)]の権限を選択すると有効になります。
[クレデンシャル (Credentials)]カードは、[クレデンシャル (Credentials)]の権限を選択すると有効になります。
- 役割の権限を構成します。
役割の権限を参照してください。
- [ユーザーの選択 (Select users)]カードで、[割り当て (Assign)]をクリックします。
- 役割の構成が完了したら、[保存 (Save)]をクリックします。