NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 監視と通知
- 第 I 部 ホストの構成
- 第 II 部 ストレージとバックアップの構成
- 第 III 部 クレデンシャルの管理
- 第 IV 部 セキュリティの管理
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ホストマッピングの管理
- ユーザーセッションの管理
- プライマリサーバーのセキュリティ設定の管理
- アクセスキー
- 認証オプションの設定
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- RBAC の構成
- 第 V 部 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 VI 部 検出とレポートの管理
- 配備の管理
- Resiliency Platform の管理
- NetBackup SaaS Protection
- NetBackup Flex Scale
- Bare Metal Restore (BMR) の管理
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
異常の表示
NetBackup は、バックアップメタデータの異常を検出できるようになりました。データバックアップフローの異常なジョブデータを検出できます。たとえば、ファイル数やファイルサイズが通常の数やサイズと異なる場合に検出できます。
バックアップの異常検出についてを参照してください。
メモ:
異常数が 0
の場合は、異常が発生しなかったか、異常検出サービスが実行されていない可能性があります。
異常を表示するには
- 左側で[検出とレポート (Detection and reporting)]、[異常検出 (Anomaly detection)]の順に選択します。
次の列が表示されます。
ジョブ ID (Job ID) - 異常が検出されたジョブのジョブ ID
クライアント名 (Client name) - 異常が検出された NetBackup クライアントの名前
ポリシー形式 (Policy type) - 関連付けられたバックアップジョブのポリシー形式
数 (Count) - このジョブで検出された異常の数
スコア (Score) - 異常の重大度。異常の重大度が大きいほどこのスコアが高くなります。
異常の重大度 (Anomaly severity) - このジョブについて通知された異常の重大度
異常の概略 (Anomaly summary) - このジョブについて通知された異常の概略
受信日 (Received) - 異常が通知された日付
確認状態 (Review status) - この異常に対して誤検知が報告されたかどうかを示す
ポリシー名 (Policy name) - 関連付けられたバックアップジョブのポリシー名
スケジュール名 (Schedule name) - 関連付けられたバックアップジョブのスケジュール名
スケジュール形式 (Schedule type) - 関連付けられたバックアップジョブのスケジュール形式
- 行を展開すると、選択した異常の詳細が表示されます。
各異常レコードについて、その機能の現在値と、過去のデータに基づく実際の範囲が表示されます。
たとえば、次の例を考えてみます。
異常があるイメージサイズの特徴として 100 MB (通常は 350 MB、450 MB) と表示されます。この情報は、異常として報告された現在のイメージサイズが 100 MB であることを意味しています。しかし、通常のイメージサイズの範囲は、過去のデータの分析から導き出された 350 ~ 450 MB です。現在のイメージサイズと通常のイメージサイズの範囲が大幅に異なるため、NetBackup は異常として通知します。