Enterprise Vault™ Compliance Accelerator 管理者ガイド
- Compliance Accelerator の概要
- Compliance Accelerator クライアントの概要
- 従業員と従業員グループの設定
- 部門を使った操作
- アイテムの検索
- Compliance Accelerator を使った検索について
- Compliance Accelerator 検索スケジュールの作成
- ホットワードを使用したアイテムの検索
- 手動によるアイテムのレビュー
- Compliance Accelerator を使ったレビューについて
- アイテムのエスカレーション
- リサーチフォルダを使った作業
- アイテムのエクスポート
- レポートの作成と表示
- 利用可能な Compliance Accelerator のレポート
- OData Web サービスを使った Compliance Accelerator データセットの表示について
- 付録 A. Compliance Accelerator のカスタマイズ
- 付録 B. XML ファイルからの設定データのインポート
- 付録 C. トラブルシューティング
- Compliance Accelerator のレポートに関する問題
従業員とグループに対する監視ポリシーの編集
Compliance Accelerator が従業員ごとにキャプチャし、各日付のレビューセットに追加するアイテムの割合を定義できます。Microsoft Exchange、Domino、インスタントメッセージなどの異なる種類のアイテムを監視する場合は種類ごとに割合を設定できます。 Exchange や Domino などの一部のアイテムでは特定の方向 (内部、外部アウトバウンド、外部インバウンド) に送信するアイテムの割合も設定できます。
アイテムを分類するためにポリシー管理ソフトウェアを使っている場合、この方法によってキャプチャするアイテムは、定義した監視ポリシークォータに影響します。これらのアイテムが完全にはクォータを満たさない場合には、Compliance Accelerator はランダムにサンプリングされたアイテムで不足分を埋め合せます。
従業員に対する監視ポリシーを編集するには、レビュー割合の割り当て権限が必要です。デフォルトでは、部門のルール管理者ロールを持つユーザーにこの権限が割り当てられます。
従業員またはグループに対する監視ポリシーを編集する方法
- Compliance Accelerator クライアントの[部門]タブをクリックします。
- 左の[部門]のペインで、目的の部門をクリックします。
- [監視対象従業員]タブをクリックします。
[監視対象従業員]ペインが表示されます。
- 監視ポリシーを修正したい従業員かグループをクリックします。
- 右ののペインで必須の詳細を入力します。
すべての種類のアイテムに同じ監視ポリシーを設定する場合は、[すべてのポリシーのレビュー必要条件]を選択します。たとえば、すべての種類のアイテムから 75% キャプチャしてレビューする必要がある場合はこのオプションを 75 に設定します。または、各種のアイテムに異なる監視ポリシーを設定する場合は、[ポリシーごとのレビュー必要条件]を選択します。
Exchange、SMTP、Domino のアイテムの場合、アイテムの種類は次のとおりです。
[内部]。作成者とすべての受信者が組織内部の人間であるアイテムを選択します。
[インバウンド]。作成者が組織外部の人間で、受信者のうち少なくとも 1 人が組織内部の人間であるアイテムを選択します。
[アウトバウンド]。作成者が組織内部の人間で、受信者のうち少なくとも 1 人が組織外部の人間であるアイテムを選択します。
- 部門の上限を従業員またはグループに適用しない場合は、[部門の上限を無視]を選択します。
上限の設定は、統計的サンプリングモードでキャプチャするランダムサンプルアイテムにのみ適用されます。 次のアイテムには適用されません。
保証サンプリングモードでキャプチャするランダムサンプルアイテム。
検索を行なうと見つかるアイテム。
ポリシー管理ソフトウェアが「含める」にタグ付けしたレビューセットのアイテム。
- [保存]をクリックします。