認定技術者資格試験

VCS-279: Veritas NetBackup 8.1.2 の管理および NetBackup アプライアンス 3.1.2

VCS-279: Veritas NetBackup 8.1.2 の管理および NetBackup アプライアンス 3.1.2

製品によって難易度や要求される技術知識の深さは異なりますが、認定試験は管理に携わるお客様を対象としており、設定、製品の運用、日常的な監視業務、保守業務、基本的なトラブルシューティング (診断や修復) などに対処する際の技術知識を評価する主要な領域をカバーしています。

このプログラムは、製品/バージョンレベルに関する技術的な試験で構成されています。同試験の合格者は、NetBackup バージョン 8.1.2 および NetBackup アプライアンス 3.1.2 を設定および保守するために必要な知識およびスキルを有していると認められます。

本試験に合格することで、ベリタス認定スペシャリスト (VCS) 資格を取得し、ベリタス認定プロフェッショナル (VCP) の Data Protection 分野の取得要件を 1 つ満たすことができます。

試験の詳細

問題数: 80 ~ 90 問
試験時間: 105 分
合格に必要な正解率: 65%
言語: 英語
受験料: 225 米ドル (または現地通貨での相当額)

推奨する試験準備

以下のコースの内容を熟知しておくこと

注: 本製品を以前に使用したことがない場合は、VCS 試験の準備として、実講義のクラスルームトレーニングまたはバーチャルアカデミーのバーチャルクラスルームトレーニングクラスを受講することをお勧めします。ただし、トレーニングコースは認定試験の合格を保証するものではありません。

試験準備に推奨される事項

  1. 試験準備ガイド (PDF): ガイドをダウンロードして確認し、認定試験の出題範囲や、関連トレーニングコースの主要レッスンおよびトピックとの対応を把握する
  2. 上記の推奨トレーニングクラスを受講する
  3. 製品を使用した実践経験。6 カ月から 9 カ月間 NetBackup 8.1.x および NetBackup Appliances 3.1.x の管理を体験することを推奨
  4. サンプル試験 (PDF): サンプル試験を活用し、自身の実力および受験スキルを評価する

さらに、以下の製品マニュアルおよび Web サイトについても十分に理解しておく必要があります。

推奨される実地経験 (実務または仮想)

  • NetBackup の基本的なアーキテクチャについて説明する
  • NetBackup 製品の機能、オプション、転送モード、高度なファイルシステムバックアップ方法 (ベアメタルリストア (BMR)、NetBackup Vault、Enterprise Client、SAN クライアント、クラウド、OpsCenter、データベースエージェント、仮想マシン保護、メディアサーバーとクライアント側の重複排除、OST、NetBackup Accelerator、ストレージライフサイクルポリシー、AIR、Replication Director、NetBackup アクセス制御など) について説明する
  • NetBackup 管理コンソールを使用して、デバイス、ストレージユニット、ボリューム、ボリュームプールなどの NetBackup のコアコンポーネントを設定する
  • メディアサーバーやクライアント側の重複排除など、ストレージサーバーとディスクプールを設定する
  • NetBackup アプライアンスの機能について説明する
  • バックアップポリシーの属性、スケジュール、クライアント、バックアップ選択リストを設定する
  • バックアップ、重複排除、レプリケーション、リストアを実行および監視する
  • アプライアンスシェルメニュー (CLISH)、アプライアンス Web コンソールなど、NetBackup アプライアンスを監視、設定、管理する
  • アプライアンス管理サーバー (AMS) の機能について説明する
  • レポートを分析し、アクティビティログをレビューして、NetBackup 環境の日常的なアクティビティと可用性を監視する
  • テープドライブの運用を確認し、メディアローテーションと可用性を維持する
  • ディスクストレージデバイスを管理および保守する
  • NetBackup の基本的な問題をトラブルシューティングまたは診断する
  • NetBackup リリース更新にアクセスしてインストールする
  • NetBackup ドキュメントおよびオンラインのナレッジベースにアクセスする
  • NetBackup カタログのバックアップを設定する
  • ホストのプロパティ (クライアントあたりのジョブ、全般的な属性、メディア上書きなど) を使用して、基本的な NetBackup 動作を変更する
  • AIR を含むストレージライフサイクルポリシーを設定する
  • プロテクションプランを設定する