テープ装置からのクリーニング要求アラートにより自動的にドライブのクリーニングが行われる

Article: 100050432
Last Published: 2021-05-12
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Product(s): Backup Exec

問題

テープ装置からクリーニング要求アラートが発行されると、Backup Exec はバックアップ開始時に自動的にドライブのクリーニングを実行します。

 

原因

この動作は Backup Exec の仕様動作となります。

 

回避策

クリーニング要求アラートに対し、クリーニングの自動実行を無効に設定したい場合は以下の手順でクリーニングの自動実行を無効に設定します。

1. レジストリエディタを開きます。

2. 次のレジストリキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Veritas\Backup Exec For Windows\Adamm

3. 次の2つのレジストリを DWORD 形式で作成し、各レジストリ値を 「0」 に設定します。

※ 既にレジストリが存在する場合は編集し、各レジストリ値を 「0」 に設定します。

TapeAlertAutoCleanDrive: 0

TapeAlertAutoCleanDrivePeriodic: 0
 

※ レジストリの設定後に、Backup Exec サービスの再起動は必要ありません。


参考情報:
クリーニングジョブをスケジュールしたい場合は以下を参考にしてください。

1. Backup Exec 管理コンソールの ストレージタブより、対象のテープドライブを選択します。

2. 対象のテープドライブを右クリックし、クリーニングスケジュールを選択します。

3. 表示された画面左ペインよりスケジュールを選択し、繰り返し繰り返しパターンよりなど、都合のよい実行頻度、開始時間を指定し、OK ボタンを押して保存します。

 

注意:

テープ装置側の自動クリーニング機能は常に無効に設定しておく必要があります。

 

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