Veritas Appliance 管理ガイド
- 概要
- AMS の管理
- Appliance Management Console の使用
- アプライアンスの管理
- アプライアンスソフトウェアのアップグレードについて
- EEB およびその他のアドオンの管理
- ステージングパッケージについて
- NetBackup Appliance での管理サービスについて
- アクティビティとイベントの監視
- リポジトリの管理
- NetBackup Appliance への管理更新プログラムの適用
- NetBackup Virtual Appliance での AMS の実行
Appliance Management Server について
次のコンポーネントは、アプライアンス管理の鍵となります。
Appliance Management Server (AMS)
アプライアンス管理エージェント (エージェント)
設定済みの NetBackup Appliance は、AMS として設定できます。Flex Appliance を管理するには、AMS をコンテナとして構成する必要があります。
単一の管理サーバーは、1 つの環境で複数のエージェントを管理します。設定済みの NetBackup Appliance または Flex Appliance は、エージェントとして設定できます。すべてのエージェントは、REST API の呼び出しを介して、ポート 443 (https) で AMS と接続して通信します。これらのエージェントは、単一または複数のエンタープライズデータセンターに配置できます。エージェントが複数のデータセンターに配置されている場合、すべてのエージェントは同じエンタープライズネットワークインフラストラクチャに属していると見なされます。つまり、何らかの全社規模のネットワークによって、すべてのエージェントが互いの IP アドレスに直接接続できるということです。同じシステム内の全コンポーネント間の通信は、信頼できる識別情報証明書とセキュリティトークンに基づいており、安全です。このようにセキュリティで保護された通信インフラストラクチャは、AMS のインストール時、また Agent が Appliance Management Console に追加されたときに配置されます。セキュリティは証明書として保持され、Agent が Appliance Management Console から削除されるとトークンが期限切れまたは無効になります。
認証および認可された AMS 管理者のみが AMS コマンドを発行し、エージェントのノードを制御できます。すべてのエージェントは、定期的に状態情報を AMS に送信します。エージェントから AMS に情報を送信するフローは安全かつ連続的であり、ストレージ消費などの重要な時系列データの集合と重大なイベントをサポートします。