Veritas Appliance 管理ガイド
- 概要
- AMS の管理
- Appliance Management Console の使用
- アプライアンスの管理
- アプライアンスソフトウェアのアップグレードについて
- EEB およびその他のアドオンの管理
- ステージングパッケージについて
- NetBackup Appliance での管理サービスについて
- アクティビティとイベントの監視
- リポジトリの管理
- NetBackup Appliance への管理更新プログラムの適用
- NetBackup Virtual Appliance での AMS の実行
Appliance Management Console について
Appliance Management Console は、1 つのペインから複数のアプライアンスを一元管理できる、Web ベースのグラフィカルユーザーインターフェースです。アプライアンスを全社規模で監視および管理できます。このコンソールを使用して、複数のアプライアンスで EEB (Emergency Engineering Binary) ファイルを同時にアップグレードおよびインストールできます。
管理インターフェースを使用すると、特に環境内に複数のアプライアンスがある場合に、時間と費用を節約できます。アップグレードまたは EEB をインストールするために個々のアプライアンスにログオンする必要はありません。管理対象アプライアンスは、1 つのネットワークに存在することも、分離されたネットワークに存在することもでき、どちらも 1 つの管理ネットワークから確認できます。
Appliance Management Console は、複数のアプライアンスの EEB をアップグレードまたはインストールする場合に使用できます。NetBackup Appliance を AMS として構成すると、そのアプライアンスの Appliance Management Console にアクセスできます。Flex Appliance の Appliance Management Console にアクセスするには、AMS をコンテナとして構成する必要があります。常に専用のアプライアンスにログオンし、タスクに対して NetBackup Appliance Web コンソールまたは Flex Appliance コンソールを使用できます。
Appliance Management Console の機能を次に示します。
管理対象サーバーを [ホーム (Home)] ページに表示します。
同じバージョンの複数のアプライアンスをアップグレードします。
同じバージョンの複数のアプライアンスに EEB などのアドオンを適用します。
現在実行されているすべてのインストールまたはアップグレードをアクティビティモニターから確認します。[監視 (Monitor)] > [イベント (Events)]で、Appliance Management Server のイベントを確認することもできます。