Enterprise Vault.cloud™ Folder Sync 1.13 管理者ガイド
- Folder Sync について
- Folder Sync の必要条件
- Folder Sync のサービスアカウントと管理アカウントの準備
- Folder Sync のインストールまたはアップグレード
- Folder Sync タスクの設定
- Folder Sync の同期の実行とスケジュール設定
- Folder Sync の監視と管理
- Folder Sync のトラブルシューティング
Folder Sync の新規インストールの実行
Folder Sync を以前に使用したことがない場合は、Folder Sync 1.13.3 の新規インストールを実行します。
メモ:
ユーザーアカウント制御 (UAC) をオフにするか、管理者として Folder Sync をインストールする必要があります。
Folder Sync の新規インストールを実行するには
- サポート Web サイトの次の場所から、Folder Sync の圧縮されたセットアップファイルをダウンロードします。
- 圧縮されたセットアップファイルの内容を、必要なサーバーに抽出します。
- 抽出した Folder Sync のセットアップ .msi ファイルを実行します。
- ArchiveTools Folder Sync のセットアップウィザードが表示されたら、[Next]をクリックして、Folder Sync のインストールを続行します。
- Folder Sync のインストール場所を指定します。デフォルトの場所を使用することをお勧めします。次に、[Next]をクリックして続行します。
[Enter Service Account and Password]ウィンドウで、準備した Folder Sync サービスアカウントのログオンクレデンシャルを指定します。
Folder Sync サービスアカウントのユーザー名を、Domain\ServiceAccount の形式で入力します。
Folder Sync サービスアカウントのパスワードを入力して、確認のためにパスワードを再入力します。
- [Install]をクリックして、インストールを続行します。
- 終了の準備ができたことがセットアップウィザードに表示されたら、[Launch Archive Tools Configuration]のオプションを選択したままにして、[Finish]をクリックします。
- Archive Accelerator の設定ウィザードが起動して、ArchiveAccelerator データベースで使用する SQL インスタンスの指定が求められます。
メモ:
負荷の共有や冗長性のために、Folder Sync を複数のサーバーにインストールする場合は、Folder Sync の各インストールに、同じ SQL インスタンスを指定します。Folder Sync のすべてのインストールが、同じ SQL サーバーデータベースを共有する必要があります。
Folder Sync が使用する SQL Server インスタンスを、次の形式で指定します。
SQL_computer_name\SQL_instance
メモ:
デフォルトの SQL インスタンスを使用するには、SQL_instance を省略して、次のように指定します。
SQL_computer_name\
- [次へ]をクリックします。Archive Accelerator の設定ウィザードに構成の設定が表示されます。
- [Next]をクリックして、設定を開始します。
設定が完了して ArchiveTools の管理コンソールがインストールされると、Archive Accelerator の設定ウィザードで通知されます。
これで、インストールと初期設定が完了したので、管理コンソールで Folder Sync タスクを設定できます。
Folder Sync タスクの設定の構成を参照してください。