Veritas™ 5250 Appliance 製品の説明ガイド

ストレージシェルフの概要

オプションの Veritas S シリーズ 2U12 65.5 TiB/72 TB ストレージシェルフは、12 台の 8 TB 7200 rpm SAS ハードディスクドライブを搭載する 2U12 ドライブエンクロージャです。ストレージシェルフで利用可能なストレージ容量は 65 TiB です。各ディスクドライブには、ストレージシェルフの前面パネルからアクセスできます。ディスクドライブを RAID 6 に構成するために PCIe RAID コントローラを使用します。ディスクドライブの 1 つはグローバルホットスペアとして予約され、ドライブで障害が発生した場合に使用できます。

S シリーズストレージシェルフには、2 台の SBB (Storage Bay Bridge) 2.1 準拠の入出力 (I/O) モジュールも装備しています。各 I/O モジュールには A、B、C のラベルが付いた 3 つの mini-SAS HD ポートがあります。したがって、各ストレージシェルフには合計 6 つの mini-SAS HD I/O ポートがあります。ただし、ストレージシェルフをアプライアンスまたは他のストレージシェルフに接続する場合は、各 I/O モジュールのポート A と B のみを使います。

各 I/O モジュールには、イーサネットポートおよびインターフェースとエンクロージャサービスプロセッサをつなぐ 3.5 mm RS232 ジャックが装備されています。イーサネットポートと RS232 ジャックは、オンサイトのデバッグ操作でのみ使います。これらは通常のアプライアンス操作には使いません。

I/O モジュールとディスクドライブとともに、ストレージシェルフには前面コントロールパネルも備えています。コントロールパネルには、ストレージシェルフの健全性を示す LED があります。このパネルには、エンクロージャの識別のための 7 セグメントのデュアルディスプレイおよびストレージシェルフの構成に使うスイッチがあります。

ストレージシェルフのシリアル番号は、電源冷却モジュール 0 (PCM 0) の左側のプラスチック製パネルに記載されています。ストレージシェルフのシリアル番号は SH の文字で始まります。

S シリーズストレージシェルフの前面パネルコンポーネントを参照してください。

S シリーズストレージシェルフの背面コンポーネントを参照してください。

S シリーズストレージシェルフのコントロールパネルを参照してください。

Veritas D シリーズ 2U12 65.5 TiB/72 TB ストレージシェルフは、サーバーのストレージ容量を最大化するように設計された直接接続ストレージエンクロージャです。ストレージシェルフで利用可能なストレージ容量は 65 TiB です。2U の 12 ドライブエンクロージャでは、3.5 インチまたは 2.5 インチ (専用設計のキャリアを使用) のハードディスクドライブを柔軟に搭載できます。ディスクドライブを RAID 6 に構成するために PCIe RAID コントローラを使用します。ディスクドライブの 1 つはグローバルホットスペアとして予約され、ドライブで障害が発生した場合に使用できます。

D シリーズストレージシェルフには、2 台の SBB (Storage Bay Bridge) 2.1 準拠の入出力 (I/O) モジュールも装備しています。各 I/O モジュールには 1、2、3、4 のラベルが付いた 4 つの mini-SAS HD ポートがあります。したがって、各ストレージシェルフには合計 6 つの mini-SAS HD I/O ポートがあります。ただし、ストレージシェルフをアプライアンスまたは他のストレージシェルフに接続する場合は、各 I/O モジュールのポート 1 と 2 のみを使用します。

ストレージシェルフのサービスタグ番号は、背面パネルの右側、下部の I/O モジュールと電源の間にある黒いタブに記載されています。このタブを引き出して、シリアル番号を確認できます。サービスタグ番号またはシリアル番号は、前面パネルの右側の耳にも記載されています。サービスタグ番号またはシリアル番号は、「ST:」表記の後に記載されています。

D シリーズストレージシェルフの前面パネルコンポーネントを参照してください。

D シリーズストレージシェルフの背面コンポーネントを参照してください。

D シリーズストレージシェルフのコントロールパネルを参照してください。