クラウド向け APTARE IT Analytics Data Collector インストールガイド
- アマゾンウェブサービス (AWS) のインストール前の設定
- OpenStack Ceilometer のインストール前の設定
- OpenStack Swift のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- 付録 A. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
コスト配分タグの選択
アマゾンウェブサービス (AWS) データコレクタは、コストレポートと使用状況レポート (CUR) のみをサポートしています。
請求レポート用の S3 バケットが作成されたら、レポート名とレポート接頭辞を構成します。
CUR では、次の Amazon S3 組織と命名規則を使用します。
Report-prefix: レポートに割り当てる接頭辞。
Report-name: レポートに割り当てる名前。
yyyymmdd-yyyymmdd: レポートの対象となる日付の範囲。レポートは日付範囲の最後に確定されます。
assemblyId: レポートが更新されるたびに AWS が作成する ID。
file-number: 更新に大きなファイルが含まれる場合、AWS によって複数のファイルに分割される場合があります。file-number によって、更新内のさまざまなファイルが追跡されます。
CSV: レポートのファイル形式。
ZIP / GZ: レポートファイルに適用される圧縮の種類。
AWS リソースに割り当てられているコスト割り当てタグを選択して、請求レポートに表示され、さらにデータコレクタによって収集されるようにします。タグはユーザーが定義します。また、タグにより、請求およびレポート用のグループ化や合計の計算が可能になります。
ユーザー定義のタグは、EC2 と S3 のリソースの収集に使用されます。これらのタグは、EC2 インスタンスと S3 バケットの合計コストに関するコスト配分レポートに必要です。
メモ:
アマゾンウェブサービスは、レポートを 1 日 1 回以上生成し、その月の間、追加のレポートを毎日生成します。したがって、APTARE IT Analytics データコレクタが収集する S3 バケットに請求レコードファイルが表示されるまで、最大 24 時間かかることがあります。
AWS IAM ユーザーを作成します。
AWS IAM ユーザーの作成を参照してください。