Windows 用 APTARE IT Analytics インストールとアップグレードガイド
- Windows サーバーでの APTARE IT Analytics ポータルのインストール
- はじめに
- ポータルインストールのメモリ要件
- 多言語サポートとロケールに関する注意事項 (Windows)
- タスク 1: ポータルとデータベースの配備戦略 (Windows)
- タスク 2: インストール前の構成 (Windows)
- タスク 3: Oracle アプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- タスク 4: ポータルアプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- タスク 5: ライセンスキーファイルの要求 (Windows)
- タスク 6: ポータルへのログイン (Windows)
- タスク 7: ライセンスキーファイルのインストール (Windows)
- タスク 8: コールドバックアップの実行 (Windows)
- サポート対象のサードパーティ製品とオープンソース製品
- APTARE IT Analytics ポータルのアンインストール
- Windows での APTARE IT Analytics ポータルのアップグレード
- データベースサーバーの Oracle パッチ
- 新しいサーバーへのアップグレードと移行
Oracle Database アプリケーションバイナリの 19c へのアップグレード (Windows)
APTARE IT Analytics v10.5 以降では Oracle 19c が必要です。Oracle サービスユーザーに関する次の必須前提条件に注意してください。
Oracle 19c にアップグレードするには、Oracle で以前のインストールに使用されたものと同じユーザーアカウントが必要です。これは多くの場合、アップグレードプロセス中に Oracle サービスユーザーまたは Oracle ホームユーザーと呼ばれます。Oracle サービスユーザーの名前の入力を求められたら、このユーザー ID を入力します。さらに、このアカウントのパスワードの有効期限が切れないように設定されていることを確認します。
アップグレードの前に、Oracle サービスユーザー名とそのパスワードがあることを確認します。これらはアップグレードプロセス中に必要になります。Oracle サービスユーザーのパスワードが不明な場合は以下のいずれかを行います。
［ユーザーアカウント (User Accounts)］セクションからパスワードをリセットします。
［サービス (Service)］パネルで、リスナーと oraclescdb サービスのサービス名を右クリックして、これらのログオンパスワードを変更します。
Oracle サービスを再起動して sqlplus でのログインを試行します。
Oracle サービスユーザーに管理者権限が設定されていないことを確認します。Oracle サービスユーザーに管理者権限がある場合、Oracle Database のアップグレードは失敗します。
Oracle Database ディレクトリへのシンボリックリンクがないことを確認します。インストーラがデータベースディレクトリへのシンボリックリンクを検出した場合、Oracle のアップグレードは失敗します。正常にアップグレードするには、シンボリックリンクではなくディレクトリオブジェクトを再作成する必要があります。