NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 第 I 部 監視と通知
- 第 II 部 セキュリティの管理
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- RBAC の構成
- 役割の権限
- アクセスの管理
- NetBackup Web サーバーで外部証明書を使用するための構成
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ユーザーセッションの管理
- マスターサーバーのセキュリティ設定の管理
- ユーザー用の API キーの作成と管理 (管理者)
- API キーの追加と管理 (ユーザー)
- 認証オプションの設定
- ホストの管理
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 III 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 IV 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 V 部 クレデンシャルの管理
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
Java キーストアの構成
NetBackup マスターサーバーと IDP サーバーの間の信頼を確立するには、NetBackup マスターサーバーに SAML Java キーストア (JKS) を構成する必要があります。NetBackup CA を使用しているか、外部認証局 (ECA) を使用しているかに応じて、次のセクションのいずれかを参照してください。
メモ:
環境内で ECA と NetBackup CA の組み合わせを使用している場合、デフォルトでは、IDP サーバーとの信頼関係を確立するときに ECA が考慮されます。
NetBackup CA を使用している場合は、NetBackup マスターサーバー上に NetBackup CA JKS を作成します。
NetBackup CA JKS を作成するには
- NetBackup マスターサーバーにルートまたは管理者としてログオンします。
- Windows または Linux のどちらのオペレーティングシステムを使用しているかに応じて、次のように configureCerts スクリプトを実行します。
Windows の場合: install_path\wmc\bin\install\configureCerts.bat -configure_saml_cert_jks
Linux の場合: install_path/wmc/bin/install/configureCerts -configure_saml_cert_jks
install_path は、NetBackup がインストールされているパスです。
NetBackup CA JKS が作成されたら、NetBackup CA 証明書が更新されるたびに NetBackup CA JKS を更新してください。
NetBackup CA JKS を更新するには
- NetBackup マスターサーバーにルートまたは管理者としてログオンします。
- Windows または Linux のどちらのオペレーティングシステムを使用しているかに応じて、次のように configureCerts スクリプトを実行します。
Windows の場合: install_path\wmc\bin\install\configureCerts.bat -renew_saml_cert_jks
Linux の場合: install_path/wmc/bin/install/configureCerts -renew_saml_cert_jks
install_path は、NetBackup がインストールされているパスです。
- ブラウザに次の URL を入力して、NetBackup マスターサーバーから新しい SP メタデータ XML ファイルをダウンロードします。
https://masterserver/netbackup/sso/saml2/metadata
ここで masterserver には、NetBackup マスターサーバーの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
- IDP に新しい SP メタデータ XML ファイルをアップロードします。
IDP を使用した NetBackup マスターサーバーの登録を参照してください。
ECA を使用している場合は、ECA JKS を NetBackup マスターサーバーにインポートします。
メモ:
環境内で ECA と NetBackup CA の組み合わせを使用している場合、デフォルトでは、IDP サーバーとの信頼関係を確立するときに ECA が考慮されます。NetBackup CA を使用するには、最初に ECA JKS を削除する必要があります。
ECA JKS をインポートするには
- マスターサーバーにルートまたは管理者としてログオンします。
- Windows または Linux のどちらのオペレーティングシステムを使用しているかに応じて、次のように configureSAMLECACert スクリプトを実行します。
Windows の場合: install_path\wmc\bin\install\configureSAMLECACert.bat -addExternalCert -keystorefile <External JKS path> -keystorepassfile <Path to JKS password file>
Linux の場合: install_path/wmc/bin/install/configureSAMLECACert -addExternalCert -keystorefile External JKS path -keystorepassfile JKS password file path
以下の説明に従って変数を置き換えます。
install_path は、製品がインストールされているパスです。
External JKS path は、ECA JKS ファイルのパスです。
JKS password file path は、ECA JKS のパスワードを含むファイルのパスです。
ECA JKS を削除するには
- マスターサーバーにルートまたは管理者としてログオンします。
- Windows または Linux のどちらのオペレーティングシステムを使用しているかに応じて、次のように configureSAMLECACert スクリプトを実行します。
Windows の場合: Installation_Path\wmc\bin\install\configureSAMLECACert.bat - removeExternalCert
Linux の場合: Installation_Path/wmc/bin/install/configureSAMLECACert - removeExternalCert
Installation_Path は、製品がインストールされているパスです。
- ブラウザに次の URL を入力して、NetBackup マスターサーバーから新しい SP メタデータ XML ファイルをダウンロードします。
https://masterserver/netbackup/sso/saml2/metadata
ここで masterserver には、NetBackup マスターサーバーの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
- IDP に新しい SP メタデータ XML ファイルをアップロードします。
IDP を使用した NetBackup マスターサーバーの登録を参照してください。