NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 監視と通知
- 第 I 部 ホストの構成
- 第 II 部 ストレージとバックアップの構成
- 第 III 部 クレデンシャルの管理
- 第 IV 部 セキュリティの管理
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ホストマッピングの管理
- ユーザーセッションの管理
- プライマリサーバーのセキュリティ設定の管理
- アクセスキー
- 認証オプションの設定
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- RBAC の構成
- 第 V 部 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 VI 部 検出とレポートの管理
- 配備の管理
- Resiliency Platform の管理
- NetBackup SaaS Protection
- NetBackup Flex Scale
- Bare Metal Restore (BMR) の管理
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
今すぐバックアップについて
今すぐバックアップを使用すると、作業負荷管理者はすぐに資産をバックアップできます。たとえば、今すぐバックアップを使って、システムの保守などのスケジュールされていないバックアップの今後のイベントの準備を行うことができます。このバックアップ形式はスケジュールバックアップには依存しないため、今後のバックアップには影響しません。その他の NetBackup ジョブを管理および監視するのと同じ方法で、今すぐバックアップのジョブの管理と監視を行うことができます。
今すぐバックアップは、次の作業負荷でサポートされています。
クラウド
NetBackup は、同種のクラウド資産のサブスクリプションをサポートします。保護計画に資産をサブスクライブする際、資産のクラウドプロバイダは、保護計画で定義されているクラウドプロバイダと同じである必要があります。
Microsoft SQL
Nutanix AHV
RHV
VMware
メモ:
今すぐバックアップを使用するには、少なくとも 1 つの保護計画をサブスクライブする権限を持っている必要があります。今すぐバックアップ操作の各実行で 1 つの資産のみを選択できます。
資産に対する今すぐバックアップは、資産の一覧から開始できます。たとえば、仮想マシン、インテリジェントグループ、またはデータベースのリストから行えます。または、資産の詳細から今すぐバックアップを開始することもできます。この詳細には、資産がサブスクライブされているすべての保護計画が表示されます。[今すぐバックアップ (Backup now)]は、保護計画のいずれかから選択できます。
今すぐバックアップを使用して資産を直ちにバックアップするには
- 左側で作業負荷を選択し、バックアップする資産を特定します。
- [処理 (Actions)]、[今すぐバックアップ (Backup now)]の順に選択します。
- バックアップの保護計画を選択します。
資産がサブスクライブされているすべての保護計画が一覧表示されます。
どの保護計画にもサブスクライブされていない資産をバックアップするには、[今すぐバックアップ (Backup now)]を選択して既存の保護計画から選択します。また、新しい保護計画を作成してから、[今すぐバックアップ (Backup now)]操作に使用することもできます。
メモ:
[バックアップ形式 (Backup type)]オプションは、Microsoft SQL Server の資産に対してのみ使用できます。実行するバックアップ形式は、ドロップダウンリストから選択できます。ドロップダウンには、保護計画で利用可能なバックアップ形式のみが表示されます。
- [バックアップの開始 (Start Backup)]をクリックします。