クラウド向け APTARE IT Analytics Data Collector インストールガイド
- アマゾンウェブサービス (AWS) のインストール前の設定
- OpenStack Ceilometer のインストール前の設定
- OpenStack Swift のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- 付録 A. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
AWS IAM ユーザーの作成
データ収集には、制限付きの権限を持つ、AWS (アマゾンウェブサービス) IAM (Identity and Access Management) ユーザーが必要です。このユーザーには、S3 バケットから請求レコードを収集し、AWS API メソッドにアクセスして EC2 リソースと S3 バケットのデータを取得するための読み取り専用の権限が必要です。
統合した請求データを収集するための AWS アカウントのリンクを参照してください。
アマゾンウェブサービスの IAM 管理コンソールで、APTARE IT Analytics Data Collector 専用で使用する IAM ユーザーを作成します。
[Users]、[Create New Users]の順にクリックし、ユーザー名を入力します。
[Generate an access key for each user]が選択されていることを確認します。
この構成により、アクセスキー ID とシークレットアクセスキーというセキュリティクレデンシャルが生成されます。
クレデンシャルをダウンロードします。これは、後で Data Collector ポリシーを構成するときに必要になります。
これらのクレデンシャルは、APTARE IT Analytics AWS Data Collector ポリシーを構成するときに必要です。アクセスキーとシークレットアクセスキーは、Data Collector によって、AWS API への読み取り専用要求を行うために使用されます。
IAM ウィンドウで、作成した IAM ユーザーを選択し、AWS が提供する ReadOnlyAccess ポリシーを指定することで権限を付与します。
この読み取り専用のポリシーによって、Data Collector は EC2 リソースと S3 バケットについてのデータを取得できます。
重要なデータを含むバケットへのアクセスを制限する場合など、カスタムの AWS ポリシーを作成する場合は、次を参照してください。
AWS アカウントをリンクする場合は、次を参照してください。
統合した請求データを収集するための AWS アカウントのリンクを参照してください。