NetBackup™ Web UI RHV 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- 監視と通知
- RHV サーバーの管理
- RHV 仮想マシンの保護
- RHV 仮想マシンのリカバリ
- RHV VM の保護とリカバリのトラブルシューティング
- RHV の API とコマンドラインオプション
RHV 仮想マシンのリストアの実行時に発生するエラー
次の表に、RHV 仮想マシンをリストアするときに発生する可能性がある問題を示します。
表: RHV 仮想マシンのリストアの実行時に発生するエラー
エラーメッセージまたは原因 |
説明および推奨処置 |
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Windows マスターサーバーで、代替の場所への VM のリカバリが失敗する。 |
Windows NetBackup マスターサーバーの場合、rename ファイルが空の行で終わっていることを確認します。 |
リカバリ先を変更するときに、RHV クラスタを変更できない。 |
RHV マネージャのリストを参照できない場合、RBAC の[アプリケーションサーバー (Application Servers)]オブジェクトグループプロパティの RHV マネージャに対するアクセス権がない可能性があります。 この問題を解決するには、NetBackup セキュリティ管理者にお問い合わせください。 |
RHV クラスタに同じ UUID の VM が存在し、VM を上書きするオプションが有効でない場合、リカバリ前チェックは正常に完了するが、VM のリストアは失敗する。 次のエラーメッセージが表示されます。 情報 bpVMutil (pid=1196) FTL - 仮想マシンが存在し、上書きオプションが指定されていないため、リストアを続行できません。リストアの終了。経過時間 Hypervisor ポリシーリストアエラー。(2822) (Info bpVMutil (pid=1196) FTL - Virtual machine exists and overwrite option not specified, can not proceed with restore. end Restore; elapsed time Hypervisor policy restore error. (2822)) |
リカバリ前チェックでは UUID ではなく VM 表示名と比較して VM がすでに存在するかを確認するため、このチェックは正常に完了します。しかし上書きオプションが設定されていないと、同じ UUID の VM がすでに存在する場合、リストアジョブは失敗します。 回避方法: 新しい UUID を持つ VM をリストアする
同じ UUID を持つ既存の VM を上書きする
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Web UI を使用して別のドメインからインポートされた RHV VM イメージをリカバリしようとすると、リカバリ前チェックが失敗し、デフォルトで、リカバリホストがバックアップ中に使用されていたものと同じアクセスホストであることが表示されます。 |
インポートされた RHV VM イメージのリカバリ中に、リカバリホストとしてターゲットドメインのアクセスホストを選択するか、ターゲットマスターサーバーを選択します。 |