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Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート

Last Published: 2021-07-19

Product(s): Appliances (4.0)

Platform: NetBackup Appliance OS

NetBackup Appliance 4.0 の新しい運用上の注意

このトピックでは、このリリースの既知の問題について説明します。ここに記載されている問題の一部は、以前のリリースの公開後に発見されたため以前のリリースにもあてはまる可能性があります。

このドキュメントの付録「リリース内容」で、このリリースで解決された問題を参照してください。

バージョン 4.0 の既知の問題:

NetBackup Appliance モデル 5250 で ROC 温度の監視とアラートが無効になっている
基盤となるパフォーマンスの問題が原因で、ROC 温度 (RAID アダプタ用 RAID on Chip) の監視とアラート機能が、NetBackup Appliance モデル 5250 のこのリリースでは無効になっています。この機能は、今後のソフトウェアリリースで 5250 モデルで再び利用可能になります。
新しい AD ユーザーまたは LDAP ユーザーを追加するときに誤ったエラーメッセージが表示される (ソフトウェアバージョン 4.0 以前)
アプライアンスシェルメニューから新しい AD ユーザーまたは LDAP ユーザーを追加すると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
```
The user name that you have entered is not valid. Enter a valid user name.
```
このエラーメッセージは、実際のエラーの原因を正確に反映していない場合があります。エラーの原因を特定するには、次の記事を参照してください。
https://www.veritas.com/content/support/en_US/article.100049282
HA の切り替えを行うと、NFS サーバーのエラーメッセージが表示される (ソフトウェアバージョン 4.0 以前)
HA の切り替えを実行した後にインスタントアクセス VM を作成するか、ファイルまたはフォルダをリストアすると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
```
The NFS server does not support MOUNT version 3 over TCP.
```
ユニバーサル共有とインスタントアクセスのプロセスが自動的にリカバリされるため、10 分後にこの問題は解決されます。この問題は、NFS バージョン 4 には該当しません。
プロキシサーバーの構成によって通知の設定への変更が阻止される (ソフトウェアバージョン 4.0 以前)
Veritas AutoSupport サーバーにアクセスするようにプロキシサーバーを構成している場合、Appliance Web コンソールを使用して［通知の設定 (Notification Settings)］を変更しようとすると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
この問題を解決するには、ベリタスのサポートに連絡し、詳細として記事番号 100049271 を参照するように依頼してください。
5240 および 5250 Appliance の［RAID ステータスの詳細 (Raid Status Details)］にディスクの詳細が表示されない (ソフトウェアバージョン 4.0、3.3.0.1、3.2)
Appliance Web コンソールにログインしている場合、［管理 (Manage)］、［ストレージ (Storage)］の順にクリックして拡張ディスクをクリックすると表示される［RAID ステータスの詳細 (Raid Status Details)］ダイアログにディスクの詳細は含まれません。今後のソフトウェアリリースで、この問題の修正を予定しています。
アップグレード後にテスト電子メールの通知が断続的になる
バージョン 4.0 にアップグレードした後、テスト電子メールが失敗する場合があります。この問題を回避するには、すべての SMTP サーバーの構成情報を削除してから、すべての情報を再入力します。
NetBackup 5330 Appliance バージョン 3.1.1 からのアップグレードエラー
5330 Appliance をバージョン 3.1.1 から 4.0 にアップグレードすると、プロセスが失敗し、ブートパーティションが破損する可能性があります。詳しくは、次の記事を参照してください。
https://www.veritas.com/content/support/en_US/article.100049396

Appliance Management Server (AMS) 1.4

次に、NetBackup Appliance ソフトウェアバージョン 4.0 以前で発生する可能性がある既知の問題について説明します。

NetBackup Appliance バージョン 3.3.0.1 または 4.0 へのアップグレードがエラー「プレフライトチェックに失敗しました」で失敗する
この問題は、AMS リポジトリに同じバージョンの NetBackup Appliance Upgrade Readiness Analyzer ツールが 2 つ含まれている場合に発生する可能性があります。たとえば、Analyzer ツールパッケージには次のように 2 つのファイル名の形式があります。
SYMC_NBAPP_update_ReadinessAnalyzer-3.3.0.1-20200713.noarch.rpm
VRTS_NBAPP_update_ReadinessAnalyzer-3.3.0.1-20200713.noarch.rpm
この問題は、上記のパッケージが AMS リポジトリに両方存在する場合に発生します。この問題を回避するには、いずれかのパッケージをリポジトリから削除します。
アプライアンスのパフォーマンスデータがバージョン 4.0 のアプライアンスで表示されない
バージョン 4.0 の NetBackup Appliance が AMS バージョン 1.4 に登録されている場合、このアプライアンスのパフォーマンスデータは AMS コンソールで表示されません。この問題は AMS 1.4.1 で修正されています。この問題を解決するには、AMS を 1.4.1 に更新し、影響を受けるエージェントを 1.4.1 に更新します。