Veritas NetBackup™ Appliance ファイバーチャネルガイド
- NetBackup ファイバートランスポートと SAN クライアントについて
- FC を使用した複製の最適化と自動イメージレプリケーションについて
- テープサポートへのバックアップについて
- VMware のサポート
- NetBackup Appliance のサポート対象ファイバーチャネル機能
- NetBackup Appliance の背面パネルの構成
- HBA ポートモードの構成について
- FC SAN のゾーニング
- NetBackup Appliance Web コンソール の[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]ページについて
- アプライアンス上でのファイバートランスポートの設定
NetBackup Appliance シェルメニューでの HBA のリンク状態について
ファイバーチャネル (FC) HBA ポートの HBA リンク状態は、そのポート上での現在の FC リンク状態を示します。リンクの状態を監視することによって、ポートが適切に接続されているかどうか、動作する準備が整っているかどうかを確認できます。
HBA のリンク状態を監視するには、NetBackup Appliance シェルメニュー から Main > Manage > FibreChannel > Show [Ports] コマンドを実行します。すべての HBA ポートのリンク状態が出力されます。
次のリストに、標準イニシエータモードで考えられるポートの状態を示します。
オンライン (Online)
イニシエータポートは FC スイッチに接続されています。
イニシエータポートは、SAN クライアントファイバートランスポートメディアサーバー (FTMS) のターゲットポートに直接接続されています。
オフライン (Offline)
イニシエータポートは FC スイッチに接続されていますが、交信に失敗しました。
リンクダウン (Linkdown)
イニシエータポートは FC に接続されていません。
次のリストに、ターゲットモードで動作するポートの考えられるリンクの状態を示します。
オンライン (Online)
ターゲットポートは FC スイッチに接続されています。
オフライン (Offline)
ターゲットポートは FC スイッチに接続されていますが、交信に失敗しました。
リンクダウン (Linkdown)
ターゲットポートは FC に接続されていません。
不明(Unknown)
これは、FTMS ターゲットポート構成時の移行の状態です。
メモ:
ポートは FTMS ターゲットポートとして構成されると最初に[不明 (Unknown)]の状態になります。[不明 (Unknown)]の状態が[オンライン (Online)]になるまでに最大 50 分かかることがあります。詳しくは、テクニカルノート 100043291 を参照してください。
診断
これは、FTMS ターゲットポート構成時の移行の状態です。
2 台の 52xx または 53xx Appliance 間のデータ複製に使用するポートのリンク状態を監視する際に、NetBackup Appliance Web コンソールを使用することもできます。[設定 (Settings)]、[ネットワーク (Network)]、[ファイバートランスポート (FibreTransport)]の順に選択して表示されるページには、これらのポートの[起動 (up)]または[停止 (down)]の簡単な状態が表示されます。