Cluster Server 7.3.1 アプリケーションノート: Oracle サーバーの動的再構成 - Solaris

Last Published:
Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)

標準的な環境での VCS 再起動

Dynamic Reconfiguration 操作を実行しているドメインで VCS を再起動する場合は、次の手順に従ってください。 SF for Oracle RAC を実行している場合、VCS を再起動するには、SF for Oracle RAC 環境での VCS の再起動を参照してください。

LLT、GAB、VCS を再起動するには

  1. LLT を再起動します。

    # svcadm enable system/llt

  2. GAB を再起動します。

    # svcadm enable system/gab

  3. I/O フェンシングを再起動します。

    # svcadm enable system/vxfen

  4. VCS を起動します。

    # hastart

  5. GAB と VCS が起動していることを確認します。

    # /sbin/gabconfig -a

    GAB Port Memberships
================================================
Port a gen 4a1c0001 membership 012
Port h gen g8ty0002 membership 012

サービスグループをオンラインにするには

  1. どのサービスグループがフリーズしているかを判別します。

    # hagrp -display | grep Frozen

  2. 設定を書き込み可能にします。

    # haconf -makerw

  3. フリーズしているサービスグループをアンフリーズします。

    # hagrp -unfreeze service_grp_name -persistent

  4. 設定を読み取り専用にします。

    # haconf -dump -makero