NetBackup™ Web UI Nutanix AHV 管理者ガイド

ソース AHV VM のバックアップイメージから個々のファイルとフォルダのリカバリを実行できるのは、ゲストオペレーティングシステムとファイルシステムに、ファイルシステムのマッピングを作成するための互換性がある場合のみです。ゲストオペレーティングシステムおよびファイルシステムにおける個々のファイルのリストアのサポートについては、『仮想環境での NetBackup バージョンのサポート (Support for NetBackup version in virtual environments)』で Nutanix AHV の SCL (ソフトウェア互換性リスト) を参照してください。

ソース AHV VM バックアップから個々のファイルのリカバリを実行できます。これは、NetBackup プライマリサーバー、メディアサーバー、バックアップホストで NetBackup バージョン 9.1 以降を使用してバックアップを実行する場合にあてはまります。

エージェントベースのリストアは、ターゲットホストに NetBackup クライアントまたはサーバーがインストールされている場合に実行されます。この場合、クライアントまたはターゲットホストの NetBackup バージョンは 8.1 以降 (Windows) または 8.2 以降 (Linux) である必要があります。

エージェントベースのリストアを実行するには、ターゲットホストで NetBackup の構成済みのホスト名または IP を指定する必要があります。

ログインしている NetBackup ユーザーに NetBackup ホストを表示する十分な権限がある場合は、NetBackup ホストのリストを参照して、ファイルまたはフォルダをリストアするホストを選択できます。

ログインしているユーザーに NetBackup ホストを表示する十分な権限がない場合、ターゲットホストを手動で指定する必要があります。エージェントベースのリストアに使用するターゲットホストで、NetBackup の構成済みのホスト名または IP を指定する必要があります。

ファイルとフォルダのエージェントベースリストアを行うために、ユーザーに必要な最小限の RBAC 権限を次に示します。必要な RBAC 権限について詳しくは、『NetBackup Web UI 管理者ガイド』を参照してください。