NetBackup 用 Veritas Access ソリューションガイド
- NetBackup と Veritas Access の統合
- システム要件
- Veritas Access を使用した Veritas Data Deduplication の設定
- 既存のストレージから Veritas Data Deduplication ストレージへの NetBackup イメージの移行
- OpenDedup と NetBackup による S3 経由での Veritas Access のバックアップの設定
- NetBackup CloudCatalyst によるクラウドストレージサーバーとしての Veritas Access の設定
- NetBackup ポリシーを使用したバックアップと復元の設定
- NetBackup クライアントを使用する Veritas Access の構成
- トラブルシューティング
OpenDedup のチューニングに関する推奨事項
OpenDedup は、大量のデータを持つ企業だけでなく、小規模ユーザーにも適した柔軟な設計になっています。使用例に対応する要件に合わせて OpenDedup をチューニングできます。LTR ソリューションの使用を開始する前に、次のチューニングを実行することをお勧めします。
表: XML タグ
XML パラメータ |
値 |
---|---|
max-open-files |
200 |
write-threads |
32 |
io-threads |
64 (拡張設定内) |
map-cache-size |
1024 |
local-cache-size |
500 GB (ローカルキャッシュに従う) |
sync-on-write |
false |
refresh-blobs |
true (Glacier クラウド階層を使用する場合にのみ設定) |
glacier-archive-days |
30 (Glacier クラウド階層が使用されている場合にのみ設定) |
sync-files |
true(拡張設定内) |
chunk-size |
40960 |
hash-type |
VARIABLE_MD5 |
max-file-writebuffers |
80 |
ODD-on-Media_Server 使用例のメディアサーバーでは、次のようになります。
# echo "* hard nofile 65535" >> /etc/security/limits.conf # echo "* soft nofile 65535" >> /etc/security/limits.conf # exit
システムの作業負荷に基づいて、ポータルスレッドの数が (Veritas Access で) 増えているか確認してください。
/opt/VRTSnas/conf/portald.conf >> cf_max_s3_threads