NetBackup™ Web UI Kubernetes 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (9.1)
  1. NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
    1.  
      NetBackup Web UI について
    2.  
      用語
    3.  
      NetBackup Web UI へのサインイン
    4.  
      NetBackup Web UI からのサインアウト
  2. NetBackup の監視
    1.  
      NetBackup ダッシュボード
    2.  
      ジョブの監視
    3.  
      ジョブリストのジョブフィルタ
  3. NetBackup for Kubernetes の概要
    1.  
      概要
    2.  
      Kubernetes 用の NetBackup サポート機能
  4. NetBackup Kubernetes Operator の配備と構成
    1.  
      Kubernetes のクラスタの構成
    2.  
      配備の前提条件
    3.  
      NetBackup Kubernetes Operator の配備
    4.  
      NetBackup Kubernetes Operator の配備のアップグレード
    5.  
      NetBackup Kubernetes Operator の配備の削除
    6.  
      NetBackup 側のオペレータの構成
    7.  
      Kubernetes 側のオペレータの構成
    8.  
      クラスタを追加するためのトークンの取得
    9.  
      期限切れのイメージについて
  5. Kubernetes 資産の管理
    1.  
      Kubernetes クラスタの追加
    2.  
      設定の構成
    3.  
      Kubernetes 資産の管理
  6. Kubernetes 資産の保護
    1.  
      Kubernetes 保護計画
    2.  
      Kubernetes 保護計画のバックアップオプションの構成
  7. Kubernetes 資産のリカバリ
    1.  
      Kubernetes 資産のリカバリ
  8. Kubernetes の問題のトラブルシューティング
    1.  
      短縮ホスト名を使用したプライマリサーバーへの接続
    2.  
      クラスタ検出の失敗
    3.  
      バックアップ中のエラー: 名前空間が削除用にマークされました (Namespace has been marked for deletion)
    4.  
      リストア中のエラー: ジョブの最終状態で一部が失敗しています (Final job status is partially failed)
    5.  
      バックアップが進行中状態でスタックする
    6.  
      リストアが進行中状態でスタックする

設定の構成

Kubernetes の設定では、Kubernetes の配備のさまざまな側面を構成できます。

Kubernetes のリソース制限の設定

この設定によって、Kubernetes クラスタで同時に実行できるバックアップの数を制御できます。たとえば、20 の資産を保護し、制限を 5 に設定している場合、5 つの資産のみ同時にバックアップを実行でき、残りの 15 の資産はキューに入ります。最初の 5 つの資産のうち 1 つのバックアップが完了すると、キューの資産にバックアップの順番が回ります。

このリソース制限のデフォルト値は 1 です。これは、クラスタごとに 1 つのバックアップジョブのみが進行中になり、残りの資産はキューに投入された状態になることを示します。

システムとネットワークリソースの使用を最適化するため、この設定を構成することをお勧めします。この設定は、選択しているプライマリサーバーのすべての Kubernetes バックアップに適用されます。

リソース制限を設定するには

  1. 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[Kubernetes]の順にクリックします。
  2. 右上で[Kubernetes 設定 (Kubernetes settings)]、[リソース制限 (Resource limits)]の順にクリックします。
  3. [Kubernetes クラスタあたりのバックアップジョブ (Backup jobs per Kubernetes cluster)]の横にある[編集 (Edit)]をクリックします。
  4. [Kubernetes クラスタの編集 (Edit Kubernetes cluster)]ダイアログで、次の操作を行います。
    • [グローバル (Global)]フィールドに値を入力し、すべてのクラスタのグローバル制限を設定します。この制限は、クラスタで同時に実行されるバックアップジョブの数を示します。

    • そのクラスタのグローバル制限を上書きする個別の制限をクラスタに追加できます。クラスタに個々の制限を設定するには、[追加 (Add)]をクリックします。

    • リストからクラスタを選択し、制限の値を入力します。配備されている利用可能な各クラスタに制限を追加できます。

    • [保存 (Save)]をクリックして、変更を保存します。

自動検出の間隔の構成

自動検出により、クラスタ内で NetBackup によって保護される資産数が記録されます。この設定を使用すると、NetBackup が自動検出を実行して、クラスタ内の新しい資産を特定し、クラスタから排除または削除された資産の数を収集する間隔を設定できます。

指定できる値は、5 分から 1 年の間です。デフォルト値は 30 分です。

自動検出の間隔を設定するには

  1. 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[Kubernetes]の順にクリックします。
  2. 右上で[Kubernetes 設定 (Kubernetes settings)]、[自動検出 (Autodiscovery)]の順にクリックします。
  3. [間隔 (Frequency)]の近くにある[編集 (Edit)]をクリックします。
  4. NetBackup が自動検出を実行した後の時間数を入力します。[保存 (Save)]をクリックします。
権限の構成

管理権限を使用して、ユーザーロールに異なるアクセス権を割り当てることができます。詳しくは、『NetBackup Web UI 管理者ガイド』の「役割ベースのアクセス制御の管理」の章を参照してください。