ニュースリリース

ベリタス、情報ガバナンスを向上させる革新的技術によりデータ保持とリスク緩和策を強化

Enterprise Vault™ 12 と Data Insight 5.1 により、企業の非構造化データを的確に把握して適切な対応が可能に

カリフォルニア州マウンテンビュー、2016 年 2 月 11 日 – 情報管理のリーダー企業である Veritas Technologies LLC (以下ベリタス) は本日、Enterprise Vault™ 12 と Data Insight 5.1 という新バージョンを発表しました。新しい機能として、高度な分類機能、Box のサポート、自動修復ワークフローなどが搭載されています。これらの機能を組み合わせることで、企業を強力にサポートします。つまり、非構造化データについての重要な情報が可視化できるようになり、コンプライアンスを守りビジネスの生産性を向上させて価値ある情報を発見するためにはどの情報を保持または削除すべきかを識別するとともに、十分な情報に基づいて意思決定を行えるようになります。このことは、今後ますます重要となります。なぜなら、本日同時に発表した Veritas Data Genomics Index によって、企業では通常、データの 41% が 3 年以上にわたり放置されていることが明らかにされたからです。

ベリタスの情報インテリジェンス担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャのグレッグ・マスカレラ (Greg Muscarella) は次のように述べています。「今日のデジタル時代では、ほぼすべての企業がデータの急増への対応に苦慮しています。平均的な企業では、陳腐化したデータのために年間 2050 万ドルを費やしています。多くの企業は、あふれるデータに直面して、既存のインフラを拡張して対応しようと考えます。しかし、的確な情報ガバナンス戦略で先手を打った対応をとれば、総コストを大幅に削減できると同時にリスクも緩和できるのです。Enterprise Vault™ 12 と Data Insight 5.1 は、そのための強力な革新的技術を提供して、企業が所有するデータを可視化して的確な意思決定を行えるように支援いたします」

Enterprise Vault 12
企業は、ガバナンスと法規制要件へ対応するとともにビジネスインテリジェンスを強化するため、保持すべき情報と削除すべき情報を的確に識別する必要に迫られています。Enterprise Vault 12 は、柔軟性の高い一元化された高性能の分類フレームワークを提供します。これにより、重要な情報や規制対象の情報を簡単に特定し、重要でないデータを削除できます。Enterprise Vault 12 は、ベリタスの特許出願中の技術または互換の分類エンジンを使用して、電子メール、ファイル、SharePoint、インスタントメッセージ、ソーシャルメディアなどの取得コンテンツを自動的に分類します。ベリタスではさらに、業界をリードするアーカイブベンダーとしてのスキルや経験を駆使して、ペタバイト規模の情報をアーカイブしているお客様が情報を再分類して長期保持方法を改善できるように支援いたします。

他にも次の新機能が搭載されています。

  • インテリジェントレビュー - 学習を重ねていくエンジンを活用して、審査に関連のある項目を優先し、関連のない項目は選別することで、アーカイブコンテンツの監視を合理化します。
  • ゲート付き削除 – 現在の保持ポリシーに適合する場合にのみアーカイブ情報が削除されるようにして、コンプライアンスを強化します。期限を迎える前やユーザーが削除する前に企業がポリシーチェックを実行できるようになりました。
  • イメージ OCR (光学文字認識) – 画像に埋め込まれたテキストを抽出してインデックス作成と分類を行います。これにより、アーカイブした情報の検索と情報開示が可能になります。
  • Enterprise Vault Search – 新しいインターフェースは機能と操作性が強化されており、アーカイブした情報にいっそう素早く簡単にアクセスできます。

ベリタスは、ガートナーのマジック・クアドラントのエンタープライズバックアップソフトウェアおよび統合アプライアンス部門1 とエンタープライズ情報アーカイブ部門2 の両方で、10 年以上にわたりリーダーとして認定されています。Veritas Enterprise Vault は、市場シェア第 1 位の企業向けオンプレミス情報アーカイブソリューションです。

Data Insight 5.1
企業は最も機密性の高いデータを的確に管理するとともに、権限のあるユーザーが必要なときにはすぐアクセス可能にする必要があります。このことはますます重要になっています。いまや情報はオンプレミスだけでなく、場合によっては複数のクラウド環境で保存されるからです。Data Insight 5.1 では、新たに Box がサポートされています。オンプレミスのストレージから最もよく利用されているクラウドオプションまでを対象として企業全体にわたり、包括的に機密情報を特定できる機能を提供します。また、修復ワークフローが強化され、アクセス権限とファイル権限の変更を可能な限り自動化して、繰り返し実行できるようになりました。このワークフローはセルフサービスポータルから簡単にご利用いただけます。数十億のファイル属性とユーザーの活動を対象とする高速スキャンに基づいてペタバイト規模でこの機能を実現できるのは、ベリタスならではの強みです。

IDC 社の次世代データセキュリティおよび電子情報開示/情報ガバナンス担当プログラムディレクタ、シーン・パイク (Sean Pike) 氏は次のように述べています。「ベリタスは、企業データに関する知見を提供するうえで非常に相応しい能力を備えています。顧客の情報を可視化するソリューションを提供することに、特別に注力しています。可視化によって、ベリタスの顧客は何を保護して何を削除すべきか、情報に基づいて的確に決定できるようになります。情報に焦点を合わせて意思決定を先回りして行えば、情報の危機的状況が起こる可能性は低くなります。このため、ミッションクリティカルな情報資産の保護にエネルギーとリソースを集中できます。このようなインテリジェンスこそ、顧客にとって最も重要なことです」

Data Imperatives 2016 Global Broadcast
非構造化データの課題と、主要な企業によるその対処方法についての詳細は、2 月 11 日 (木) 午前 8 時 (米国現地時間) にライブで実施されるベリタスのグローバルブロードキャストをご覧ください。このイベントでは、「The Data Deluge」の最初の寄稿者である New York Times のベストセラー作家ケネス・クキエ (Kenneth Cukier) 氏による基調講演のほか、Enterprise Vault 12 や Data Insight 5.1 に関する情報もご紹介します。ご参加いただくには、http://bit.ly/1JlTsFT にてご登録をお願いいたします。

Enterprise Vault 12 の詳細については、https://www.veritas.com/ja/jp/insights/enterprise-vault をご覧ください。Data Insight 5.1 の詳細については、https://www.veritas.com/ja/jp/insights/data-insight をご覧ください。

ベリタスについて
ベリタスは、世界最大規模の複雑な環境にも対応できる情報管理ソリューションをご提供することで、企業が情報の力を活用できるようお手伝いいたします。ベリタスのソリューションは、Fortune 500 の 86% のグローバル企業を含むあらゆる規模の企業で、競争力の強化に欠かせないデータ可用性の向上とインサイトの獲得にお役立ていただいています。www.veritas.com/ja/jp/

Veritas、Veritas ロゴ、NetBackup は、Veritas Technologies LLC または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

[1] 出典: Gartner, Inc.、『Magic Quadrant for Enterprise Backup Software and Integrated Appliances (マジック・クアドラント エンタープライズバックアップソフトウェア部門および統合アプライアンス部門)』、Dave Russell、Pushan Rinnen、Robert Rhame、2015 年 6 月 15 日
[2] 出典: Gartner, Inc.、『Magic Quadrant for Enterprise Information Archiving (マジック・クアドラント エンタープライズ情報アーカイブ部門)』、Alan Dayley、Garth Landers、Anthony Kros、2015 年 10 月 29 日。注: 2005 年から 2009 年まで、本調査は「Magic Quadrant for Email Active Archiving (マジック・クアドラント 電子メールアクティブアーカイブ部門)」と呼ばれていました。

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お問い合わせ先:
Veritas Technologies
Raphel Finelli、408-309-8348
raphel.finelli@veritas.com

Edelman 社ベリタス担当
Noah Banning、206-664-8618
noah.banning@edelman.com

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