Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 8.2 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 8.2 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup API の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドの操作上の注意事項
- NetBackup と Veritas CloudPoint に関する操作上の注意事項
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup 重複排除に関する注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートの操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Client の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup Cloud 構成サービスの変更
NetBackup CloudStore Service Container (nbcssc
) サービスは、クラウドストレージ用に構成されたメディアサーバーでのクラウド構成に使用される Web ベースサービスです。NetBackup リリース 8.2 以降、nbcssc
サービスは配備されなくなりました。
nbcssc が実行していた操作は、既存の 2 つの NetBackup サービスが引き継いでいます。NetBackup Web 管理コンソール (nbwmc
) サービスはクラウド構成操作を処理し、NetBackup Service Layer (nbsl
) サービスはスロットルサービスと測定データコレクタサービスの機能を担当するようになりました。
ただし、NetBackup は、クラウドストレージ用に構成された古いメディアサーバーに対するサポートも提供します。バージョン 7.7.x から 8.1.2 のメディアサーバーはサポート対象です。nbcssc
サービスをホストする古いメディアサーバーは、最新バージョンにアップグレードされたマスターサーバーとシームレスに動作します。マスターサーバーは、古いメディアサーバーで実行されている nbcssc
サービスとの通信にポート 5637 を使用します。
この旧バージョンのメディアに対するサポートにより、既存の NetBackup 配備のスムーズな移行パスが実現し、既存のクラウドストレージの本番ワークフローを停止することなく、古いメディアサーバーのローリングアップグレードを計画できます。
クラウド構成について詳しくは、『Veritas NetBackup クラウド管理者ガイド』を参照してください。NetBackup で使用するポートについて詳しくは、『Veritas NetBackup ネットワークポートリファレンスガイド』を参照してください。