NetBackup IT Analytics ヘルプ
- 第 I 部 NetBackup IT Analytics の導入
- 第 II 部 認定済みの構成
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
- 第 III 部 エンドユーザー
- ポータルについて
- [管理者 (Admin)]タブについて
- インベントリについて
- データを整理するための階層ツールバー
- オブジェクトの表示
- 属性を使用したデータの整理
- レポートの固定 - インベントリオブジェクトを含むレポートの保存
- インベントリリスト表示での属性の割り当て
- レポートについて
- レポートの生成と保守
- レポートのスコープの選択
- 属性ごとのホストのグループ化
- レポートスコープセレクタでのホストの検索
- Backup Manager 詳細スコープセレクタの設定
- ソリューションレポートのスコープセレクタの設定
- レポートの測定単位
- レポートのフィルタロジックのカスタマイズ
- レポートの列の並べ替え
- テーブル形式からグラフへのレポートの変換
- 配布、共有、スケジュール、アラート
- レポートの整理
- 動的テンプレートデザイナーの操作
- 動的テンプレートデザイナーのクイックスタート
- 製品固有の同種テンプレートへの変換
- 動的テンプレート関数の設定
- フィールドビルダーを使用したフィールドの作成
- スコープセレクタコンポーネント - カスタムフィルタ
- 棒グラフ動的テンプレートの構成
- 棒グラフ動的テンプレートの作成手順
- 面グラフまたは積み上げ面グラフの動的テンプレートの構成
- パフォーマンスメトリックの折れ線グラフ
- 折れ線グラフのフィールドの要件
- オブジェクト別折れ線グラフ (グラフごとに 1 つ以上のメトリック)
- メトリック別折れ線グラフ (グラフごとに複数のオブジェクト)
- 積み上げ棒グラフ動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートを使用したスパークライングラフの作成
- メソッドの追加または編集
- メソッドの検証と保存
- SQL テンプレートデザイナーの操作
- SQL テンプレートのスコープセレクタコンポーネントの構成
- SQL クエリーの例
- 数値、サイズ、日付、時刻の形式
- アラインメント、集計、棒の種類、棒の種類の色
- レポートクエリー作成用のパイプライン関数
- APTlistOfDates
- aptStringConcat
- getServerAttributeValue
- getObjectAttributeValue
- getChildServerGroupContextById
- getServerGroupContextById
- secsToHoursMinSecs
- APTgetTapeDriveStatusName
- getFullPathname
- listJobSummaryAfterRestart
- listJobSummaryAfterRestartNBW
- NetWorker バックアップジョブの listJobSummaryAfterRestart
- listOfBackupWindowDates
- listChargebackCatByVOLSDetail
- listChargebackCatByNcVolDetail
- listChargebackCatByFSDetail (HNAS 用)
- listChargebackCatByFSDetail (EMC Isilon 用)
- listChargebackByLUNSummary
- listChargebackByLUNDetail
- listChargebackCatByLUNSummary
- listChargebackCatByLUNDetail
- アラートの設定
- アラートポリシーの追加または編集
- ホスト、バックアップサーバー、ホストグループの管理
- NetBackup マスターサーバー
- 属性とオブジェクトの管理
- ポータルへのアクセスとユーザー権限の提供
- パスワードの設定/リセット
- ユーザーグループホームページの管理 (管理者)
- マスタースケジュールとバックアップ処理時間帯の構成
- ポリシーの追加、編集、移動
- ソリューション管理
- データ収集の管理と監視
- データ収集タスクについて
- データコレクタの追加または編集
- コレクタと収集状態の確認
- データコレクタのアップグレード
- Capacity Manager ホストデータ収集の操作
- ホストアクセスの必要条件
- クレデンシャルの管理
- ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストの検出と収集での検索とエクスポート
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- システム通知の表示と管理
- 詳細パラメータを使用したカスタマイズ
- アクセス制御の詳細パラメータ
- 一般的なデータ収集の詳細パラメータ
- クラウドデータ収集の詳細パラメータ
- ホストの検出と収集の詳細パラメータ
- Backup Manager の詳細パラメータ
- Capacity Manager の詳細パラメータ
- File Analytics の詳細パラメータ
- Virtualization Manager の詳細パラメータ
- ポータル環境の管理
- ファイルの分析
- ポータルのトラブルシューティング
- 属性継承のオーバーライド
- レポートデータのキャッシュについて
- ポータルについて
- 第 IV 部 レポートの参照
- NetBackup IT Analytics の概要
- アラートレポート
- リスク軽減ソリューションレポート
- ストレージ最適化ソリューションレポート
- システム管理レポート
- Oracle ジョブの概要
- Capacity Manager レポート
- アプリケーションの容量レポート
- アレイ容量の使用状況レポート
- アレイの容量と使用状況 (汎用データ)
- アレイの容量と使用状況 (IBM SVC ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (IBM XIV ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp クラスタ)
- NetApp ストレージシステムの詳細
- アレイの容量と使用状況 (OpenStack Swift)
- IBM アレイサイトの概略
- IBM アレイの詳細
- LUN の使用状況の概略
- NetApp アグリゲートの詳細
- NetApp Cluster-Mode アグリゲートの詳細
- NetApp プレックスの詳細
- NetApp ボリュームの詳細
- NetApp Cluster-Mode ボリュームの詳細
- NetApp StorageGRID テナントの概略
- 利用可能または再生利用可能な容量レポート
- リスクのある容量レポート
- 容量のチャージバックレポート
- ホスト容量の使用状況レポート
- SnapMirror レポート
- SnapVault レポート
- 容量予測レポート
- ストレージパフォーマンスレポート
- パフォーマンス分析のための Mission Control
- シンプロビジョニングレポート
- Hitachi Dynamic Provisioning プールの使用率
- File Analytics レポート
- Virtualization Manager レポート
- データストアについて
- VM サーバーの詳細
- VM スナップショットの概略
- VM の詳細
- データストアの使用状況の概略
- データストアの詳細 (Datastore Detail)
- Fabric Manager レポート
- ホストからストレージのダッシュボード
- Backup Manager 管理レポート
- エラーログの概略
- ジョブの期間レポート
- Veeam Backup & Replication ジョブの概略レポート (同種)
- Veeam および RMAN のジョブの詳細レポート
- ジョブへのメモの追加
- ジョブのボリュームの概略レポート
- NetBackup 重複排除による MSDP の節約
- バックアップ管理レポート
- ホストの詳細
- IBM Spectrum Protect (TSM) ストレージプールダッシュボード
- バックアップメディア管理レポート
- バックアップサービス内容合意書 (SLA) レポート
- バックアップストレージの使用状況レポート
- Backup Manager 予測レポート
- バックアップの請求レポートと使用状況レポート
- バックアップポリシーレポート
- HP Data Protector バックアップ仕様の詳細
- パブリッククラウドレポート
- 第 V 部 NetBackup IT Analytics Exporter のインストールと構成
- 第 VI 部 Data Collector のインストールとトラブルシューティング
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- CRON 式と精査スケジュール
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL 7)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- 第 VII 部 クラウドのデータ収集
- アマゾンウェブサービス (AWS) のインストール前の設定
- OpenStack Ceilometer のインストール前の設定
- OpenStack Swift のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- GCP (Google Cloud Platform)
- 第 VIII 部 データ保護のデータ収集 (バックアップ)
- はじめに
- Commvault Simpana のインストール前の設定
- Commvault データベースへの TCP/IP アクセスを開く
- CommServe サーバーでの読み取り専用ユーザーの設定
- Cohesity DataProtect のインストール前の設定
- EMC Avamar のインストール前の設定
- EMC Data Domain バックアップのインストール前の設定
- EMC NetWorker のインストール前の設定
- Dell EMC NetWorker Backup & Recovery のインストール前の設定
- 汎用バックアップのインストール前の設定
- HP Data Protector のインストール前の設定
- アーキテクチャの概要 (HP Data Protector)
- Cell Manager (HP Data Protector) でのデータコレクタサーバーの構成
- IBM Spectrum Protect (TSM) のインストール前の設定
- アーキテクチャの概要 (IBM Spectrum Protect - TSM)
- IBM Spectrum Protect (TSM) の情報のインポート
- IBM Spectrum Protect Plus のインストール前の設定
- NAKIVO Backup & Replication のインストール前の設定
- Veritas Backup Exec のインストール前の設定
- Veritas NetBackup のインストール前の設定
- SSH と WMI を使用するための前提条件 (Veritas NetBackup)
- SSH を介した NetBackup 収集の前提条件 (Kerberos オプション)
- Veritas NetBackup 8.1 (以降) の集中型収集の必要条件
- NetBackup Data Collector ポリシーでの File Analytics の構成
- Veritas SaaS Backup のインストール前の設定
- Oracle RMAN (Recovery Manager) のインストール前の設定
- Rubrik Cloud Data Management のインストール前の設定
- Veeam Backup & Replication のインストール前の設定
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- 付録 B. 履歴イベントのロード
- 第 IX 部 ファブリックのデータ収集
- 第 X 部 File Analytics のデータ収集
- File Analytics のインストール前の設定
- File Analytics エクスポートフォルダのサイズとフォルダの深さ
- 第 XI 部 レプリケーションのデータ収集
- 第 XII 部 ストレージのデータ収集 (容量)
- 容量のデータ収集の概要
- 計算リソースのインストール前の設定
- Dell Compellent のインストール前の設定
- DELL EMC ECS (エラスティッククラウドストレージ) のインストール前の設定
- EMC Data Domain ストレージのインストール前の設定
- EMC Isilon のインストール前の設定
- EMC Symmetrix のインストール前の設定
- Dell EMC Unity のインストール前の設定
- EMC VNX Celerra のインストール前の設定
- EMC VNX CLARiiON のインストール前の設定
- EMC VPLEX のインストール前の設定
- EMC XtremIO のインストール前の設定
- Hitachi Block のインストール前の設定
- HCP (Hitachi Content Platform) のインストール前の設定
- Hitachi NAS のインストール前の設定
- Hitachi Vantara All-Flash と Hybrid Flash Storage のインストール前の設定
- ホストインベントリのインストール前の設定
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- ホストインベントリに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストインベントリ検索とホストインベントリのエクスポート
- ホストの精査の構成および編集
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- HP 3PAR のインストール前の設定
- HP EVA のインストール前の設定
- HPE Nimble Storage のインストール前の設定
- Huawei OceanStor のインストール前の設定
- IBM COS のインストール前の設定
- IBM Enterprise のインストール前の設定
- NetApp E シリーズのインストール前の設定
- IBM SVC のインストール前の設定
- IBM XIV のインストール前の設定
- Infinidat InfiniBox のインストール前の設定
- FUJITSU Data Collector のインストール前の設定
- Infinidat InfiniGuard のインストール前の設定
- NetApp-7 のインストール前の設定
- NetApp StorageGRID のインストール前の設定
- Microsoft Windows Server のインストール前の設定
- NetApp Cluster のインストール前の設定
- Pure Storage FlashArray のインストール前の設定
- Veritas NetBackup Appliance のインストール前の設定
- 第 XIII 部 仮想化のデータ収集
- 第 XIV 部 システム管理
- 更新の準備
- データのバックアップとリストア
- NetBackup IT Analytics の監視
- REST API を使用した NetBackup IT Analytics レポートへのアクセス
- NetBackup の推定テープ容量の定義
- ホストグループ管理の自動化
- ホストオペレーティングシステムのプラットフォームとバージョン別のカテゴリ化
- ホストとホストグループ間の関係のロード
- NetBackup ユーティリティの自動化
- ユーティリティを自動的に実行するためのスケジュール設定
- 属性管理
- 汎用バックアップデータのインポート
- バックアップジョブの上書き
- ホストデータ収集の管理
- ポータルのシステム設定
- パフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズ
- AD/LDAP の構成
- SAML (Security Assertion Markup Language) を使用した SSO (シングルサインオン) の構成
- Oracle Database のユーザーパスワードの変更
- CyberArk との統合
- NetBackup IT Analytics のチューニング
- レポートメトリックの定義
- ログファイルの操作
- ポータルとデータコレクタのログファイル: ログ記録の削減
- Data Collector のログファイルの命名規則
- ポータルのログファイル
- SNMP トラップアラート
- SSL 証明書の構成
- ポータルまたはデータ収集 SSL のための仮想ホストの構成
- ポータルサーバーのキーストア
- ポータルプロパティ: 形式とポータルのカスタマイズ
- SDK データベースオブジェクトのデータ保持期間
- トラブルシューティング
- 第 XV 部 ポータルのインストールとアップグレード (Windows)
- Windows Server でのポータルのインストール
- タスク 3: Oracle アプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- Windows での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード
- 新しいサーバーへのアップグレードと移行
- Windows Server でのポータルのインストール
- 第 XVI 部 ポータルのインストールとアップグレード (Linux)
- Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール
- インストーラベースの配備
- Linux での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード
- データベースサーバーの Oracle パッチ
- 新しいサーバーへのアップグレードと移行
- 付録 C. X Virtual Frame Buffer
- Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール
- 第 XVII 部 ライセンス
- ライセンスのインストールとガイドライン
- ライセンスの概要
- 現在のライセンス構成の確認
- Storage Suite
- Protection Suite
- Backup Manager
- Backup Manager
- Complete Suite
- ライセンスの管理
- オブジェクトを除外するためのデータコレクタポリシーの構成
- コマンドラインからのライセンス管理
- トラブルシューティング
- ライセンスのインストールとガイドライン
- 第 XVIII 部 インベントリレポートおよび操作
Data Pump を使用したデータベースのインポート/エクスポートの手動手順
Linux 環境で Data Pump によるエクスポートを実行するには、次の手順に従います。
- Linux データベースサーバーにログインして、ユーザー aptare に切り替えます。
- ファイル
/opt/aptare/database/tools/expdp_scdb.par
が aptare ユーザーに所有されていること、および 755 の権限があることを確認します。 - Oracle リスナと Oracle サービスが実行中であることを確認します。
- 次のコマンドを実行します。
su - aptare sqlplus / as sysdba alter session set container=scdb;
メモ:
この alter session set container=scdb; コマンドはコンテナデータベースに必要です。非 CDB 環境では無視してください。
CREATE OR REPLACE DIRECTORY datapump_dir AS '/tmp';
new_directory_path
などの優先フォルダの場合:CREATE OR REPLACE DIRECTORY datapump_dir AS '/new_directory_path';
- 次のコマンドを使用してデータベースをエクスポートします。
/opt/aptare/oracle/bin/expdp parfile=/opt/aptare/database/tools/expdp_scdb.par
par
ファイルを無視して、expdp コマンドに直接パラメータを含めることもできます。言い換えると、上記のコマンドは、次のコマンドで置き換えることができます。これは、ユーザー aptare も実行できます。/opt/aptare/oracle/bin/expdp system/aptaresoftware@//localhost:1521/scdb FULL=Y directory=datapump_dir dumpfile=aptare_scdb.exp logfile= export_scdb.log CONTENT=ALL flashback_time=systimestamp
正常に完了すると、Data Pump のエクスポートファイル
aptare_scdb.exp
が Linux データベースサーバーの/tmp
ディレクトリに保存されます。優先ディレクトリを指定した場合は、優先する場所 (
/new_directory_path
など) にaptare_scdb.exp
が保存されます。- この手順は、NetBackup IT Analytics バージョン 10.5 以上からデータベースがエクスポートされる場合にのみ必要です。cp /opt/aptare/datarcvrconf/aptare.ks /tmp コマンドを実行して aptare.ks ファイルを /tmp フォルダにコピーします。
Linux 環境で Data Pump によるインポートを実行するには、次の手順に従います。
- Data Pump のエクスポートで作成されたエクスポートファイル aptar_scdb.exp を、/tmp ディレクトリに配置します。
別の優先ディレクトリがある場合は (
/new_directory_path
など)、優先ディレクトリ (/new_directory_path
) にaptare_scdb.exp
を配置します。 - ファイル aptare_scdb.exp が aptare ユーザーによって所有されていること、および 755 の権限があることを確認します。
- ファイル /opt/aptare/database/tools/unlock_portal_linux.sql および /opt/aptare/database/tools/impdp_scdb.par が aptare ユーザーによって所有されていること、および 755 の権限があることを確認します。
- root ユーザーを使用し、コマンド /opt/aptare/bin/aptare stop を実行して、すべての Oracle サービスと APTARE サービスを停止します。
- root ユーザーを使用し、コマンド /opt/aptare/bin/oracle start を実行して Oracle サービスを開始します。
- Oracle リスナが実行中であることを確認します。aptare ユーザーを使用し、コマンド lsnrctl status を実行してリスナの状態を確認します。
- 次のコマンドを実行します。
su - aptare sqlplus / as sysdba alter session set container=scdb;
メモ:
この alter session set container=scdb; コマンドはコンテナデータベースに必要です。非 CDB 環境では無視してください。
drop user aptare_ro cascade;
drop user portal cascade;
CREATE OR REPLACE DIRECTORY datapump_dir AS '/tmp';
new_directory_path
などの優先フォルダの場合:CREATE OR REPLACE DIRECTORY datapump_dir AS '/new_directory_path';
- aptare ユーザー使用して次のコマンドを実行します。
/opt/aptare/oracle/bin/impdp parfile=/opt/aptare/database/tools/impdp_scdb.par
- par ファイルを無視して、impdp コマンドに直接パラメータを含めることもできます。言い換えると、上記のコマンドは、次のコマンドで置き換えることができます。これは、ユーザー aptare も実行できます。/opt/aptare/oracle/bin/impdp system/aptaresoftware@//localhost:1521/scdb schemas=portal,aptare_ro directory=datapump_dir dumpfile=aptare_scdb.exp logfile=import_scdb.log
- 非 CDB 環境でインポートが完了したら、ファイル unlock_portal_linux.sql から最初の 'alter session set container = scdb;' コマンドを除去し、aptare ユーザーから次のコマンドを実行します。
メモ:
'alter session set container = scdb;' の除去は、非 CDB 環境でのみ必要であり、コンテナデータベースの場合は変更する必要はありません。
sqlplus / as sysdba
@/opt/aptare/database/tools/unlock_portal_linux.sql
- Sqlplus を終了した後、aptare ユーザーで次のコマンドを実行します。
sqlplus portal/portal@//localhost:1521/scdb
@/opt/aptare/database/tools/validate_sp.sql
その後の手順:
/tmp ディレクトリに移動して、
import_scdb.log
ファイルを確認します。優先ディレクトリを指定した場合は、優先する場所で
import_scdb.log
を確認します。ログファイルで、パッケージ view apt_v_solution_history_log、cmv_adaptor_pkg、avm_common_pkg、sdk_common_pkg、server_group_package、load_package、common_package、util のコンパイル警告を確認します。これらのコンパイル警告はスクリプト自体が対処するため、ユーザーが対処する必要はありません。
メモ:
データベースをバージョン 10.4 からインポートする場合は、インポート後にポータルを 10.5 ビルドにアップグレードします。
この手順は、NetBackup IT Analytics バージョン 10.5 以上からデータベースがエクスポートされる場合にのみ必要です。次のコマンドを実行して、
aptare.ks
ファイルをdatarcvrconf
フォルダにコピーします。cp /tmp/aptare.ks /opt/aptare/datarcvrconf/ chown aptare:tomcat /opt/aptare/datarcvrconf/ chmod 664 /opt/aptare/datarcvrconf/aptare.ks
updateUser.sh を実行して、アプリケーションアカウントのパスワードを変更します。たとえば、admin123 アプリケーションユーザーのパスワードを変更するには、updateUser.sh admin123 newPassword を実行します。
root ユーザーから /opt/aptare/bin/aptare restart を実行して、すべての Oracle サービスと APTARE サービスを再起動します。
アプリケーションアカウントを使用して、ポータルアプリケーションにログインします。
Windows で Data Pump によるエクスポートを実行するには、次の手順に従います。
- Windows データベースサーバーにログインします。
- Oracle TNS リスナと Oracle サービスが実行中であることを確認します。
- aptare ユーザーに c:\opt\oracle\database\tools\expdp_scdb_win.par ファイルへのアクセス権があることを確認します。
次のコマンドを実行します。
sqlplus system/aptaresoftware@//localhost:1521/scdb
create or replace directory datapump_dir as 'c:\opt\oracle\logs';
Exit
- Sqlplus を終了した後、コマンド c:\opt\oracle\bin\expdp parfile=c:\opt\oracle\database\tools\expdp_scdb_win.par を実行します。
- par ファイルを無視して、expdp コマンドに直接パラメータを含めることもできます。言い換えると、上記のコマンドは、コマンド c:\opt\oracle\bin\expdp system/aptaresoftware@//localhost:1521/scdb FULL=Y DIRECTORY=datapump_dir LOGFILE=export_scdb.log DUMPFILE=aptare_scdb.exp CONTENT=ALL FLASHBACK_TIME=systimestamp で置き換えることができます。
- 正常に完了すると、Data Pump のエクスポートファイル aptare_scdb.exp が Windows データベースサーバーの C:\opt\oracle\logs ディレクトリに保存されます。
- ファイル c:\opt\datarcvrconf\aptare.ks を c:\opt\oracle\logs フォルダにコピーします。
メモ:
この手順は、NetBackup IT Analytics バージョン 10.5 以上からデータベースがエクスポートされる場合にのみ必要です。
Windows で Data Pump によるインポートを実行するには、次の手順に従います。
- Windows データベースサーバーにログインします。
- aptare ユーザーには、インポートファイル c:\opt\oracle\database\tools\unlock_portal_win.sql および c:\opt\oracle\database\tools\impdp_scdb_win.par に対するアクセス権がすでにあります。Oracle ユーザーがこれらのファイルに対する読み取りおよび実行権限を持っていない場合は、インポートを開始する前に権限が付与されていることを確認してください。
- エクスポートファイル aptare_scdb.exp を、c:\opt\oracle\logs ディレクトリに配置します。
- エクスポートファイルの名前が大文字の場合は、小文字に変更してください。たとえば、ファイル名が APTARE_SCDB.EXP である場合は、aptare_scdb.exp に変更します。
- [Windows サービス (Windows Services)]タブで stopAllServices を使用して、すべての Oracle サービスと APTARE サービスを停止します。
- [Windows サービス (Windows Services)]タブで OracleServicescdb を開始して、Oracle TNS リスナが実行中であることを確認します。
次のコマンドを実行します。
Sqlplus / as sysdba
セッションセットコンテナを scdb に変更します (注意: このコマンドはコンテナデータベースにのみ含まれます。それ以外の場合は、コンテナデータベースの切り替えは必要ありません)。
DROP USER aptare_ro CASCADE;
DROP USER portal CASCADE;
CREATE OR REPLACE DIRECTORY datapump_dir AS 'c:\opt\oracle\logs';
EXIT;
- Sqlplus を終了した後、次のコマンドを実行します。
c:\opt\oracle\bin\impdp parfile=c:\opt\oracle\database\tools\impdp_scdb_win.par
- par ファイルを無視して、impdp コマンドに直接パラメータを含めることもできます。言い換えると、上記のコマンドは、コマンド c:\opt\oracle\bin\impdp "sys/*@//localhost:1521/scdb as sysdba" SCHEMAS=portal,aptare_ro DIRECTORY=datapump_dir LOGFILE=import_scdb.log DUMPFILE=aptare_scdb.exp で置き換えることができます。
- インポートが完了したら、コマンド sqlplus "sys/*@//localhost:1521/scdb as sysdba" @c:\opt\oracle\database\tools\unlock_portal_win.sql を実行します。
- Sqlplus を終了した後、コマンド sqlplus portal/portal@//localhost:1521/scdb @c:\opt\oracle\database\tools\validate_sp.sql を実行します。
その後の手順:
インポートログを確認するには、c:\opt\aptare\oracle\logs に移動し、ファイル import_scdb.log を確認します。
ログファイルで、パッケージ view apt_v_solution_history_log、cmv_adaptor_pkg、avm_common_pkg、sdk_common_pkg、server_group_package、load_package、common_package、util のコンパイル警告を確認します。これらのコンパイル警告はスクリプト自体が対処するため、ユーザーが対処する必要はありません。
メモ:
データベースをバージョン 10.4 からインポートする場合は、インポート後にポータルを 10.5 ビルドにアップグレードします。
保存したファイル c:\opt\oracle\logs\aptare.ks を c:\opt\datarcvrconf\ フォルダにコピーします。NetBackup IT Analytics ユーザーがファイルを所有しており、コピーしたファイルに対する適切な読み取りおよび書き込みアクセス権を持っていることを確認します。
メモ:
この手順は、NetBackup IT Analytics バージョン 10.5 以上からデータベースがエクスポートされる場合にのみ必要です。
インポートプロセスが正常に完了したら、Windows の[サービス (Services)]タブで StopAllservices を実行します。
Windows の[サービス (Services)]タブを使用して、startAllServices を実行します。
utils ディレクトリで updateUser.bat を実行して、アプリケーションアカウントのパスワードを変更します。たとえば、admin123 アプリケーションユーザーのパスワードを変更するには、updateUser.bat admin123 newPassword を実行します。
アプリケーションアカウントを使用して、ポータルアプリケーションにログインします。