NetBackup IT Analytics ユーザーガイド

aptStringConcat

文字列のカンマ区切りリストを作成します。

Oracle 関数 aptStringConcat で DISTINCT または UNIQUE を指定しても、メソッドが検証され保存されますが、メソッドの値を連結することはできません。このメソッドをレポートテンプレートで使用すると、失敗します。この機能を使用するには、メソッドで collectString を使用します。

aptStringConcat (array_name) を使用して、アレイファミリーに含まれるアレイのカンマ区切りリストを作成できます。

collectString

メソッドデザイナーでこの関数を使用して、個別の値を連結します。

SELECT
rtd.collectString(SET(CAST(COLLECT
(cast(client_id as varchar2(10))) 
AS stringListType)),', ') 
name from apt_v_job;

CONCAT

複数の文字列を連結します。

'Storage' + 'HQ' = 'StorageHQ'

INITCAP

各単語の最初の文字を大文字にした文字列を表示します。

「daily backup schedule」は「Daily Backup Schedule」になります。

LOWER

各単語のすべての文字を小文字にした文字列を表示します。

「DAILY BACKUP SCHEDULE」は「daily backup schedule」になります。

LPAD

文字列の全長に達するまで、指定した文字で文字列の左側を埋めます。

たとえば、「****警告」のようにアラートメッセージの前にアスタリスクの文字列を付けることができます。

LTRIM

文字列の左側から、指定された文字セットを削除します。これは、冗長な単語、文字、ラベルを削除するのに役立ちます。文字列が指定されていない場合のデフォルトは、1 つの空白です。

「RAID5」と「RAID6」を「5」と「6」だけになるようトリミングできます。

REPLACE

ある文字列を別の文字列に置き換えます。また、文字列を削除することもできます。

「Hitachi」を「HDS」に置き換えると、「Hitachi array」は「HDS array」に変更されます。

RPAD

文字列の全長に達するまで、指定した文字で文字列の右側を埋めます。

たとえば、「エラー***」のようにアスタリスクの文字列を末尾に付けることができます。

RTRIM

文字列の右側から、指定された文字セットを削除します。これは、冗長な単語、文字、ラベルを削除するのに役立ちます。文字列が指定されていない場合のデフォルトは、1 つの空白です。

「RAID 5」と「RAID 6」を「RAID」だけになるようトリミングできます。

SUBSTR

文字列の一部を抽出します。

この関数を使用して、ポリシー名の最初の 3 文字を一覧表示します。

TO_DATE

文字列を日付に変換します。

to_date('10/09/13', 'DD/mm/YY')

to_date('10-sep-13', 'DD-MON-YYYY')

TRANSLATE

1 種類の文字の置換を複数回実行します。1 回の操作で 1 種類の文字が別の 1 種類の文字に置換されます。

この関数を使用して、すべてのスペースをアンダースコア文字に置き換えます。

「System Reference Guide」は「System_Reference_Guide」になります。

TRIM

文字列から先頭または末尾の文字 (または両方) を削除します。

この関数を使用して、オブジェクト識別子から先行ゼロを削除します (00049 -> 49)。

UPPER

文字列内のすべての文字を大文字に変更します。

「veritas」は「VERITAS」になります。「Aptare」は「APTARE」になります。