NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- NetBackup の監視
- 通知
- 第 I 部 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 II 部 セキュリティの管理
- 第 III 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 IV 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 V 部 クレデンシャル
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
NetBackup でのクレデンシャルの追加
NetBackup がさまざまなシステムに接続するために使用するクレデンシャルを追加できます。
クレデンシャルを追加するには
- 左側の[クレデンシャルの管理 (Credential management)]をクリックします。
- [指定したクレデンシャル (Named credentials)]タブで[追加 (Add)]をクリックします。
- 次のプロパティを追加します。
クレデンシャル名 (例: sqlserver_cred1)
タグ (例: sqlserver)
説明 (例: このクレデンシャルは sqlserver へのアクセス用)
- [次へ (Next)]をクリックします。
- クレデンシャルのカテゴリと、このクレデンシャルに割り当てるそれぞれのクレデンシャルの詳細を選択します。
外部 KMS
設定した外部 KMS サーバーにクレデンシャルを割り当てる場合に選択します。
外部 KMS サーバーの次のクレデンシャルの詳細を入力します。この詳細は、NetBackup プライマリサーバーと外部 KMS サーバー間の通信の認証に使用されます。
証明書 - 証明書ファイルの内容を指定します。
秘密鍵 - 秘密鍵ファイルの内容を指定します。
CA 証明書 - CA 証明書ファイルの内容を指定します。
パスフレーズ - 秘密鍵ファイルのパスフレーズを入力します。
CRL 確認レベル - 外部 KMS サーバー証明書の失効の確認レベルを選択します。
CHAIN - CRL で証明書チェーンの証明書すべての失効状態が検証されます。
DISABLE - 失効の確認を無効にします。ホストとの通信時に、CRL で証明書の失効状態は検証されません。
LEAF - CRL でリーフ証明書の失効状態が検証されます。
外部 KMS 構成について詳しくは、『NetBackup セキュリティと暗号化ガイド』を参照してください。
Microsoft SQL Server
設定した SQL Server にクレデンシャルを割り当てる場合に選択します。
次のオプションのいずれかを使用します。
クライアントのローカルで定義されているクレデンシャルを使用 (Use credentials that are defined locally on the client)
Microsoft SQL Server クレデンシャルの入力 (Provide Microsoft SQL Server credentials)
SQL Server のクレデンシャルの構成について詳しくは、『NetBackup for Microsoft SQL Server 管理者ガイド』を参照してください。
クラウドインスタンス
クラウドインスタンスにクレデンシャルを割り当てる場合に選択します。
Linux インスタンスの場合は[Linux]オプションを選択し、[ユーザー名 (User name)]を指定します。必要に応じて[パスワード (Password)]または[SSH キー (SSH Key)]オプションを選択し、パスワードまたは SSH キーを指定します。
Windows インスタンスの場合は[Windows]オプションを選択し、[ユーザー名 (User name)]と[パスワード (Password)]を指定します。必要に応じて、インスタンスの[ドメイン (Domain)]を指定します。
Kubernetes
Kubernetes クラスタにクレデンシャルを割り当てる場合に選択します。
クラスタの次の詳細を指定します。
トークン - トークンを指定します。
CA 証明書 - CA 証明書ファイルの内容を指定します。
AHV
AHV クラスタにクレデンシャルを割り当てる場合に選択します。
クレデンシャルの次の詳細を指定します。
ユーザー名
パスワード
ドメイン
NetBackup コールホームプロキシ
NetBackup Product Improvement Program と Usage Insights の両方が使用するプロキシサーバー構成を作成する場合に選択します。
メモ:
クレデンシャルを作成した後、CALLHOME_PROXY_NAME のエントリについて NetBackup の構成を更新する必要があります。CALLHOME_PROXY_NAME をクレデンシャル名に設定します。マスターサーバーで次のコマンドを使用します。
echo CALLHOME_PROXY_NAME = CredentialName |bpsetconfig.exe
- [次へ (Next)]をクリックします。
- [追加 (Add)]をクリックして、このクレデンシャルにアクセスするための特定の役割に権限を割り当てます。
クレデンシャルを参照してください。
- [次へ (Next)]をクリックし、プロンプトに従ってウィザードを完了します。
- NetBackup コールホームプロキシのクレデンシャルを構成した場合は、NetBackup の構成を更新します。CALLHOME_PROXY_NAME をクレデンシャル名に設定します。プライマリサーバーで次のコマンドを使用します。
echo CALLHOME_PROXY_NAME = CredentialName |bpsetconfig.exe