NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- NetBackup の監視
- 通知
- 第 I 部 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 II 部 セキュリティの管理
- 第 III 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 IV 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 V 部 クレデンシャル
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
使用状況レポートと増分レポートのエラーのトラブルシューティング
nbdeployutil がデータの収集と環境についてのレポートの生成に失敗することがあります。ログを参照して、タスクが失敗したタイミングとその理由を確認してください。
ユーティリティを手動で実行した後、nbdeployutil が bpimagelist エラー (状態コード 37) で失敗することがあります。追加サーバーのリストにマスターサーバーが追加されていることを確認してください。
Oracle RAC (Real Application Clusters) の場合、データのバックアップを作成するノードのサイズが報告されるため、保護データサイズが複数回報告されることがあります。
Oracle Real Application Clusters (RAC) のさまざまなノードでバックアップ操作を開始すると、容量ライセンスレポートの各行にすべてのノードが個別に表示されます。
Web サービスの内部通信エラーにより次のエラーが表示されることがあります。
収集段階で Web サービスが中断されたため、正確なライセンス方式ではなくバックアップイメージヘッダーを使用して、マスターサーバー <サーバー名> のレポートが生成されています。(Report for master server SERVER_NAME is generated using the backup image header method instead of accurate licensing method because of web service interruptions during the gather phase.)
VMware または NDMP では、バックアップエージェントがデータベースにライセンス情報をポストできなかった場合、アクティビティモニターに状態コード 5930 または 26 が表示されます。詳しくは、『NetBackup 状態コードリファレンスガイド』を参照してください。
クラウド作業負荷のスマート測定において、スナップショットサイズの計算でエラーが発生する場合があります。
NbDeployutil 容量レポートが実際の使用済みサイズではなく合計ボリュームサイズをスナップショットサイズとして報告する場合があるため、クラウド作業負荷のスナップショットサイズの計算でエラーが発生する可能性があります。ログを参照して、警告メッセージを特定します。
このエラーは次の原因で発生する場合があります。
AWS、Azure、または Azure Stack Hub プラグインの場合、スナップショットのサイズを取得するための権限が不足しています。プラグインの構成で、次の権限が追加されているかどうかを確認します。
Azure および Azure Stack Hub の場合:
"Microsoft.Compute/snapshots/beginGetAccess/action", "Microsoft.Compute/snapshots/endGetAccess/action",
AWS の場合:
"ebs:ListSnapshotBlocks",
スナップショットサイズの計算に使用されるクラウド API の最大要求数の制限に達しました。
ネットワーク接続の最大再試行回数を超えました。
同じトラブルシューティングのポイントで、netbackup_deployment_insights を使用できます。