NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup Web ユーザーインターフェースの概要
- NetBackup の監視
- 通知
- 第 I 部 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 II 部 セキュリティの管理
- 第 III 部 ストレージとバックアップの管理
- 第 IV 部 Veritas Resiliency Platform
- 第 V 部 クレデンシャル
- NetBackup Web UI のトラブルシューティング
信頼できるプライマリサーバーについて
NetBackup ドメイン間の信頼関係によって、次の操作を実行できます。
レプリケーションのターゲットとして特定のドメインを選択します。この種類の自動イメージレプリケーションは「対象設定された A.I.R (Targeted A.I.R)」として知られます。
信頼関係がないと、NetBackup は、定義されたすべてのターゲットストレージサーバーにレプリケートします。メディアサーバー重複排除プールと PureDisk 重複排除プールをターゲットストレージにする場合、信頼関係の確立は省略できます。CloudCatalyst ストレージサーバーを使用するには、信頼関係が必要です。
複数のプライマリサーバーの使用状況レポートを含めます。
プライマリサーバーは、NetBackup 認証局 (CA) 証明書または外部 CA 証明書を使用できます。NetBackup は、ソースドメインとターゲットドメインで使用される CA を判断し、サーバー間の通信に使用する適切な CA を選択します。両方の CA の種類に対してターゲットプライマリサーバーが設定されている場合は、NetBackup によって使用する CA の選択を求められます。NetBackup CA を使用してリモートプライマリサーバーとの信頼を確立するには、現在のプライマリとリモートプライマリの NetBackup バージョンが 8.1 以降である必要があります。外部 CA を使用してリモートプライマリサーバーとの信頼を確立するには、現在のプライマリとリモートプライマリの NetBackup バージョンが 8.2 以降である必要があります。
表: サーバー間の信頼関係に使用する認証局 (CA) の決定
ソースプライマリサーバーの CA (1 つ以上) |
ターゲットプライマリサーバーの CA (1 つ以上) |
選択された認証局 |
---|---|---|
NetBackup CA と外部 CA |
外部 CA |
外部 CA |
NetBackup CA |
NetBackup CA | |
外部 CA と NetBackup CA |
NetBackup によって CA の選択を求められます。 | |
NetBackup CA |
外部 CA |
信頼は確立されません。 |
NetBackup CA |
NetBackup CA | |
外部 CA と NetBackup CA |
NetBackup CA |