Backup Exec ユーティリティ

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Product(s): Backup Exec (21.3)
  1. Backup Exec ユーティリティ
    1.  
      Backup Exec ユーティリティについて
    2.  
      Backup Exec ユーティリティの起動
    3. Backup Exec ユーティリティの一般タスクについて
      1. Backup Exec サーバーの追加
        1.  
          Backup Exec サーバーオプションの選択
      2.  
        新規の Agent for Windows コンピュータの追加
      3. Agent for Windows コンピュータのサーバープロパティを表示
        1.  
          Agent for Windows コンピュータのサーバープロパティ
      4. Agent for Windows コンピュータのシステムプロパティの表示
        1.  
          Agent for Windows コンピュータのシステムプロパティ
      5. 新しい Backup Exec サーバーグループの作成
        1.  
          新しい Backup Exec サーバーグループのオプション
      6.  
        Backup Exec ユーティリティの認識済み Backup Exec サーバーリストからの Backup Exec サーバーの削除
      7.  
        Agent for Windows がインストールされているコンピュータの削除
      8. Backup Exec サーバーグループの削除
        1.  
          Backup Exec サーバーグループを削除
      9.  
        Backup Exec Diagnostics の実行
      10. デバッグログの有効化
        1.  
          [デバッグログの有効化]設定オプション
      11. デバッグログのサイズの設定
        1.  
          [デバッグログサイズを設定]オプション
      12. Agent for Windows コンピュータのデバッグログおよびデバッグログサイズの設定
        1.  
          Agent for Windows コンピュータのデバッグログオプションとデバッグログサイズオプション
      13. ジョブログおよびカタログの場所の設定
        1.  
          [ジョブログとカタログの場所を変更]オプション
      14. Backup Exec サーバーのサーバープロパティの表示
        1.  
          Backup Exec サーバーのサーバープロパティ
      15. Backup Exec サーバーのライセンスが設定されたインストール済みオプションのリストの表示
        1.  
          Backup Exec サーバーにインストールされ、ライセンスが設定済みの Backup Exec オプション
      16. Backup Exec サーバーのシステムプロパティの表示
        1.  
          Backup Exec サーバーのシステムプロパティ
      17.  
        セキュリティ証明書の管理
    4. Backup Exec ユーティリティのサービスタスクについて
      1.  
        Backup Exec サービスの停止
      2.  
        Backup Exec サービスの起動
      3. サービスアカウントの変更
        1.  
          [サービスアカウントの変更]オプション
      4. Backup Exec のサーバー設定の編集
        1.  
          [設定の編集]オプション
      5.  
        既存の Backup Exec サーバーの移動
    5. Backup Exec ユーティリティの CASO タスクについて
      1.  
        管理対象 Backup Exec サーバーとの通信の有効化
      2.  
        管理対象 Backup Exec サーバーとの通信の無効化
      3.  
        管理対象 Backup Exec サーバーの移動
    6. Backup Exec ユーティリティのデータベースタスクについて
      1.  
        データベースの一貫性の確認
      2.  
        データベースのエージング
      3.  
        Backup Exec のデータベースの圧縮
      4.  
        Backup Exec データベースのダンプ
      5.  
        Backup Exec データベースインデックスの再作成
      6.  
        Backup Exec のデータベースの修復
      7. Backup Exec データベースのリカバリ
        1.  
          [データベースのリカバリ]オプション
      8. データベースアクセスの変更
        1.  
          [データベースアクセスの変更]オプション
      9.  
        Backup Exec データベースの場所の変更
      10. データベースのコピー
        1.  
          [データベースのコピー]オプション
    7. Backup Exec サーバーグループタスクについて
      1.  
        Backup Exec サーバーグループへの Backup Exec サーバーの追加
      2.  
        Backup Exec サーバーグループからの Backup Exec サーバーの削除
      3.  
        Backup Exec サーバーグループの集中管理サーバーの設定
    8. 項目の設定について
      1.  
        項目の非表示
      2.  
        項目の表示
      3. 項目の順序の変更
        1.  
          [項目設定]オプション
      4. 項目のソート
        1.  
          項目の情報のソート
  2.  
    索引

[データベースのリカバリ]オプション

消失または損傷したデータベースをリカバリするには、[データベースのリカバリ]オプションを使用します。

Backup Exec データベースのリカバリを参照してください。

表: [データベースのリカバリ]オプション

項目

説明

Backup Exec

データベースのリカバリを行う Backup Exec サーバーの名前を表示します。

データベースインスタンス

リカバリを行う Backup Exec データベースの名前を示します。 一度に処理できるデータベースは 1 つだけです。

現在の構成に対する最良のリカバリ方法を使用する

既存のデータベースの修復とリカバリを試行します。

このオプションを選択すると、既存のデータベースの修復とリカバリを試行できます。

ただし、データベースを修復できない場合、Backup Exec は次の操作を実行します。

  • データベースを削除して新たに作成する。

  • データベースを削除して以前のデータベースのダンプからリカバリする。

メモ:

このオプションは、必ずテクニカルサポートのガイダンスに従って使用してください。最後の BEDB バックアップ以降にブロックされた項目への変更がある場合、データベースのリカバリ操作によって既存の情報が失われることがあります。ブロックされた項目の最新情報があることを確認するには、データベースのリカバリ操作を続行する前にダンプデータベースオプションを使用して BEDB をバックアップすることをお勧めします。オプションで、操作が完了した後に Export-BEItemsBlocked BEMCLI コマンドを実行してインポート済みのブロックされた項目をバックアップしてから、Import-BEItemsToBlock BEMCLI コマンドを使用してブロックされた項目のコピーをインポートすることもできます。

既存のデータベースをドロップし、バックアップを再ロードする

既存のデータベースを削除し、バックアップをリストアします。

このオプションは、Backup Exec の[データベースの保守]にある[データベースを Backup Exec のデータディレクトリにバックアップする]と連携して動作します。

このオプションを設定した場合は、定義済みのユーザー定義スケジュールで、Backup Exec サーバーのハードドライブにデータベースが自動的にダンプされます。Backup Exec ユーティリティの[データベースのリカバリ]タスクを実行してこのオプションを選択すると、既存のデータベースが削除されます。 データベースは、Backup Exec のデータディレクトリにダンプされているデータベースのコピーと置換されます。

メモ:

このオプションは、必ずテクニカルサポートのガイダンスに従って使用してください。最後の BEDB バックアップ以降にブロックされた項目への変更がある場合、データベースのリカバリ操作によって既存の情報が失われることがあります。ブロックされた項目の最新情報があることを確認するには、データベースのリカバリ操作を続行する前にダンプデータベースオプションを使用して BEDB をバックアップすることをお勧めします。オプションで、操作が完了した後に Export-BEItemsBlocked BEMCLI コマンドを実行してインポート済みのブロックされた項目をバックアップしてから、Import-BEItemsToBlock BEMCLI コマンドを使用して項目ファイルのコピーをインポートすることもできます。

『Backup Exec 管理者ガイド』を参照してください。

既存のデータベースをドロップし、ベースを再ロードする

既存のデータベースを削除し、BEDB_Dat.bak という名前のベースデータベースに置き換えます。

Backup Exec を初めてインストールすると、空である元の本番 Backup Exec データベースのコピーが作成され、BEDB_Dat.bak という名前が付けられます。この空のデータベースのコピーは、Backup Exec をインストールしたディレクトリに格納されます。

メモ:

この操作は既存のデータベースを削除し、ベースデータベースと置き換えます。Backup Exec ログオンアカウント、ジョブ、メディアセット、ディスクストレージフォルダ、ブロックされた項目に関する情報、暗号化キー、その他の設定は廃棄されます。これらの項目すべてを再度作成するか、設定する必要があります。オプション[既存のデータベースをドロップし、ベースを再ロードする]を使う前に[データベースのダンプ]オプションを使ってデータベースをハードドライブにバックアップします。ブロックされた項目に対し、Export-BEItemsBlocked BEMCLI コマンドを実行し、ブロックされた項目をバックアップします。データベースのリカバリ操作が完了した後、Import-BEItemsToBlock BEMCLI コマンドを使用して、ブロックされた項目をインポートする必要があります。

Backup Exec データベースのダンプを参照してください。

Backup Exec データベースをロールバックした後、Backup Exec サービスの再起動で問題が発生する場合は、Backup Exec データベーススキーマの不一致が原因である可能性があります。 Windows のイベントビューアを確認してください。 スキーマの不一致が発生している場合は、元の本番データベースにインストールされていた、Backup Exec のすべての Hotfix および Service Pack を再度適用する必要があります。 この処理によって問題が解決されます。

このオプションは、必ずテクニカルサポートの指示に従って使ってください。