Backup Exec ユーティリティ
- Backup Exec ユーティリティ
- Backup Exec ユーティリティの一般タスクについて
- Backup Exec サーバーの追加
- Agent for Windows コンピュータのサーバープロパティを表示
- Agent for Windows コンピュータのシステムプロパティの表示
- 新しい Backup Exec サーバーグループの作成
- Backup Exec サーバーグループの削除
- デバッグログの有効化
- デバッグログのサイズの設定
- Agent for Windows コンピュータのデバッグログおよびデバッグログサイズの設定
- ジョブログおよびカタログの場所の設定
- Backup Exec サーバーのサーバープロパティの表示
- Backup Exec サーバーのライセンスが設定されたインストール済みオプションのリストの表示
- Backup Exec サーバーのシステムプロパティの表示
- Backup Exec ユーティリティのサービスタスクについて
- Backup Exec ユーティリティの CASO タスクについて
- Backup Exec ユーティリティのデータベースタスクについて
- Backup Exec サーバーグループタスクについて
- 項目の設定について
[データベースのリカバリ]オプション
消失または損傷したデータベースをリカバリするには、[データベースのリカバリ]オプションを使用します。
Backup Exec データベースのリカバリを参照してください。
表: [データベースのリカバリ]オプション
項目 | 説明 |
---|---|
Backup Exec | データベースのリカバリを行う Backup Exec サーバーの名前を表示します。 |
データベースインスタンス | リカバリを行う Backup Exec データベースの名前を示します。 一度に処理できるデータベースは 1 つだけです。 |
現在の構成に対する最良のリカバリ方法を使用する | 既存のデータベースの修復とリカバリを試行します。 このオプションを選択すると、既存のデータベースの修復とリカバリを試行できます。 ただし、データベースを修復できない場合、Backup Exec は次の操作を実行します。
メモ: このオプションは、必ずテクニカルサポートのガイダンスに従って使用してください。最後の BEDB バックアップ以降にブロックされた項目への変更がある場合、データベースのリカバリ操作によって既存の情報が失われることがあります。ブロックされた項目の最新情報があることを確認するには、データベースのリカバリ操作を続行する前にダンプデータベースオプションを使用して BEDB をバックアップすることをお勧めします。オプションで、操作が完了した後に Export-BEItemsBlocked BEMCLI コマンドを実行してインポート済みのブロックされた項目をバックアップしてから、Import-BEItemsToBlock BEMCLI コマンドを使用してブロックされた項目のコピーをインポートすることもできます。 |
既存のデータベースをドロップし、バックアップを再ロードする | 既存のデータベースを削除し、バックアップをリストアします。 このオプションは、Backup Exec の[データベースの保守]にある[データベースを Backup Exec のデータディレクトリにバックアップする]と連携して動作します。 このオプションを設定した場合は、定義済みのユーザー定義スケジュールで、Backup Exec サーバーのハードドライブにデータベースが自動的にダンプされます。Backup Exec ユーティリティの[データベースのリカバリ]タスクを実行してこのオプションを選択すると、既存のデータベースが削除されます。 データベースは、Backup Exec のデータディレクトリにダンプされているデータベースのコピーと置換されます。 メモ: このオプションは、必ずテクニカルサポートのガイダンスに従って使用してください。最後の BEDB バックアップ以降にブロックされた項目への変更がある場合、データベースのリカバリ操作によって既存の情報が失われることがあります。ブロックされた項目の最新情報があることを確認するには、データベースのリカバリ操作を続行する前にダンプデータベースオプションを使用して BEDB をバックアップすることをお勧めします。オプションで、操作が完了した後に Export-BEItemsBlocked BEMCLI コマンドを実行してインポート済みのブロックされた項目をバックアップしてから、Import-BEItemsToBlock BEMCLI コマンドを使用して項目ファイルのコピーをインポートすることもできます。 『Backup Exec 管理者ガイド』を参照してください。 |
既存のデータベースをドロップし、ベースを再ロードする | 既存のデータベースを削除し、BEDB_Dat.bak という名前のベースデータベースに置き換えます。 Backup Exec を初めてインストールすると、空である元の本番 Backup Exec データベースのコピーが作成され、BEDB_Dat.bak という名前が付けられます。この空のデータベースのコピーは、Backup Exec をインストールしたディレクトリに格納されます。 メモ: この操作は既存のデータベースを削除し、ベースデータベースと置き換えます。Backup Exec ログオンアカウント、ジョブ、メディアセット、ディスクストレージフォルダ、ブロックされた項目に関する情報、暗号化キー、その他の設定は廃棄されます。これらの項目すべてを再度作成するか、設定する必要があります。オプション[既存のデータベースをドロップし、ベースを再ロードする]を使う前に[データベースのダンプ]オプションを使ってデータベースをハードドライブにバックアップします。ブロックされた項目に対し、Export-BEItemsBlocked BEMCLI コマンドを実行し、ブロックされた項目をバックアップします。データベースのリカバリ操作が完了した後、Import-BEItemsToBlock BEMCLI コマンドを使用して、ブロックされた項目をインポートする必要があります。 Backup Exec データベースのダンプを参照してください。 Backup Exec データベースをロールバックした後、Backup Exec サービスの再起動で問題が発生する場合は、Backup Exec データベーススキーマの不一致が原因である可能性があります。 Windows のイベントビューアを確認してください。 スキーマの不一致が発生している場合は、元の本番データベースにインストールされていた、Backup Exec のすべての Hotfix および Service Pack を再度適用する必要があります。 この処理によって問題が解決されます。 このオプションは、必ずテクニカルサポートの指示に従って使ってください。 |