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Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド

Last Published: 2019-11-04

Product(s): Appliances (3.2)

Platform: NetBackup Appliance OS

NetBackup Appliance のユニバーサル共有の保護ポイントの作成

ユニバーサル共有では、データの保護ポイントを作成して共有内のデータを管理および保護できます。保護ポイントの作成は、標準バックアップポリシーを作成して行います。

NetBackup Appliance が複数のユニバーサル共有で構成されている場合、一部またはすべての共有に対して 1 つのポリシーを作成できます。また、共有ごとに 1 つずつ個別のポリシーを作成することもできます。複数のアプライアンスがユニバーサル共有で構成されている場合、各アプライアンスのユニバーサル共有を保護するために、各アプライアンスを独自のポリシーで構成する必要があります。

NetBackup Appliance のユニバーサル共有の保護ポイントポリシーを作成するには

NetBackup Appliance Web コンソールまたは NetBackup Appliance シェルメニューを使用して、アプライアンス上にユニバーサル共有を作成します。
詳しくは、『NetBackup Copilot for Oracle 構成ガイド』を参照してください。
NFS クライアントサーバーで、ユニバーサル共有のエクスポートパスをマウントします。
アプリケーションデータをユニバーサル共有にコピーします。
NetBackup の［属性 (Attributes)］タブで、標準ポリシーを作成します。
［スケジュール (Schedule)］タブで、［完全 (FULL)］または［増分 (INCR)］を選択します。
メモ:
ユニバーサル共有では、アクセラレータバックアップはサポートされておらず、必要ありません。
［クライアント (Clients)］タブで、ユニバーサル共有が存在する NetBackup Appliance の名前を入力します。
［バックアップ対象 (Backup Selections)］タブを選択し、示されている順序で次の操作を実行します。
- USHARE 指示句を追加します。
  USHARE は指示句内のキーワードであり、［バックアップ対象 (Backup Selections)］タブに最初に入力する必要があります。
- (オプション) 複数ストリームのバックアップが必要な場合、NEW_STREAM 指示句を追加します。
- NFS クライアントサーバーのマウントパスと、ユニバーサル共有のエクスポートパスを追加します。
  BACKUP /
  - ［バックアップ対象 (Backup Selections)］タブに BACKUP X USING Y 指示句を入力します(例: BACKUP /mounted/MOUNTED USING /shares/EXPORTED)。
    Windows システム C:\mounted\MOUNTED でマウントされたユニバーサル共有の場合は、BACKUP パスに /C:/mounted/MOUNTED 形式を使用します。
  ポリシーには複数の共有を追加できます。いくつかの共有を 1 つのバックアップジョブにグループ化する場合は、NEW_STREAM 指示句を使用します。
ユニバーサル共有がマウントされているクライアントのホスト名を入力します。
標準ポリシーを実行します。
バックアップの作成後、リストア、複製、AIR などの NetBackup の機能でバックアップを管理できます。
NetBackup インスタントアクセス API を使用して、バックアップに即座にアクセスできます。
NetBackup API について詳しくは、次の Web サイトを参照してください。
https://sort.veritas.com/documents
NetBackup を選択し、ページの下部でバージョンを選択します。