Enterprise Vault.cloud™ ジャーナリングガイド
- ジャーナリングの概要
- Exchange 2013 および 2016 の設定
- Exchange 2013 および 2016 の無効化
- Exchange 2010 の設定
- Exchange 2010 の無効化
- Exchange 2007 の設定
- Exchange 2007 の無効化
- Exchange 2003 標準の設定
- Exchange 2003 標準の無効化
- Exchange 2003 エンベロープの設定
- Exchange 2003 エンベロープの無効化
- Office 365
- Domino メール
- Google G Suite Enterprise Gmail
- ジャーナリングの追加情報
手順 3: ジャーナリングのアクティブ化
Exchange 2013 と Exchange 2016 のジャーナリングオプションは、CAL (Client Access License) によって異なります。
標準ジャーナリングが行われる標準 CAL: データベースごとにジャーナリングを設定
プレミアムジャーナリングが行われるエンタープライズ CAL: データベースごとのジャーナリングとジャーナリングルールを設定
メモ:
配布グループと選択したユーザーに対してジャーナリングを設定するには、ジャーナリングルールを使用します。1 つのジャーナリングルールは、複数のデータベースを表すためにも使用できます。
内部メッセージ、外部メッセージ、またはすべてのメッセージにジャーナリングルールを設定できます。配布グループに基づいてジャーナリングルールを作成するには、最初にグループを作成する必要があります。配布グループを作成する手順については、Microsoft Exchange Server 2013 または 2016 のヘルプで、配布グループの管理に関する説明を参照してください。
このセクションでは、次のジャーナリングのアクティブ化手順について説明します。
データベースごとのジャーナリングのアクティブ化 (標準およびプレミアムジャーナリング)
ジャーナリングルールのアクティブ化 (プレミアムジャーナリングのみ)
データベースごとにジャーナリングをアクティブ化するには (標準およびプレミアムジャーナリング)
- [サーバー]、[データベース]の順に選択します。
- ジャーナリングが必要なメールボックスデータベースをダブルクリックします。[メールボックス データベース]ウィンドウが表示されます。
- [メンテナンス]を選択します。
- [ジャーナルの受信者]フィールドの横にある[参照]をクリックします。
- ジャーナリングコンタクトを選択して、[OK]をクリックします。
- [ジャーナルの受信者]フィールドに指定したジャーナリングコンタクトが含まれた状態で、[メールボックス データベース]ページが表示されます。
- [保存]をクリックします。
- ジャーナリングを必要とするすべてのデータベースで、これらの手順を繰り返します。
ジャーナリングルールをアクティブ化するには (プレミアムジャーナリングのみ)
- [コンプライアンス管理]、[ジャーナル ルール]の順に選択します。
- プラス記号をクリックします。[ジャーナル ルールの新規作成]ウィンドウが表示されます。
- [名前]フィールドに、ルール名を入力します。
- すべてのデータベースのジャーナリングルールを作成するには、[メッセージの送信先または受信元が次の場合...]メニューから[すべてのメッセージに適用]を選択します。
- 配布グループまたは特定のユーザーに基づいてジャーナリングルールを作成するには、次のようにします。
[メッセージの送信先または受信元が次の場合...]メニューから、特定のユーザーまたはグループを選択します。
配布グループまたは特定のユーザーを選択して、[追加]をクリックします。
[OK]をクリックします。選択したグループまたはユーザーのリストが含まれた、ジャーナリングルールの新規作成ウィンドウが表示されます。
- [以下のメッセージをジャーナリングします...]メニューから、次のいずれかを選択します。
[すべてのメッセージ]
[内部メッセージのみ]
[外部メッセージのみ]
- ジャーナリングコンタクトの電子メールアドレスまたはエイリアスを、[ジャーナリング レポートの送信先:]フィールドに入力します。
- [保存]をクリックします。ジャーナリングルールのページに、ジャーナリングルールが有効として表示されます。