Enterprise Vault.cloud™ ジャーナリングガイド
- ジャーナリングの概要
- Exchange 2013 および 2016 の設定
- Exchange 2013 および 2016 の無効化
- Exchange 2010 の設定
- Exchange 2010 の無効化
- Exchange 2007 の設定
- Exchange 2007 の無効化
- Exchange 2003 標準の設定
- Exchange 2003 標準の無効化
- Exchange 2003 エンベロープの設定
- Exchange 2003 エンベロープの無効化
- Office 365
- Domino メール
- Google G Suite Enterprise Gmail
- ジャーナリングの追加情報
Office 365 のジャーナリングルールの設定
Office 365 のジャーナリングルールを、すべてのユーザー向け、または既存の配布グループ向けに作成できます。内部メッセージ、外部メッセージ、またはすべてのメッセージをジャーナリングするためのルールを設定できます。
メモ:
次の手順では、Office 365 のジャーナリングルールを手動で設定する方法について説明します。Archive Administration の[Provisioning]タブで、Office 365 のジャーナリングを自動的にプロビジョニングするように選択した場合は、この手順を実行する必要はありません。自動プロビジョニングオプションでは、すべてのユーザーとすべてのメッセージ用に、単一の Office 365 のジャーナリングルールが作成されます。
Office 365 のジャーナリングルールを設定するには
- Web ブラウザを開き、Office 365 のサインインページに移動します。https://portal.office.com
- 管理者クレデンシャルでサインインします。
- Office 365 で[Admin]アプリをクリックして、Office 365 管理センターを開きます。
- Office 365 管理センターの左側のメニューバーで、[管理センター]を展開して[Exchange]を選択します。
- Exchange 管理センターで、[コンプライアンス管理]、[ジャーナル ルール]の順に選択します。
[配信できないジャーナル レポートの送信先]の設定値を確認します。
[アドレスの選択]、[参照]の順にクリックして、専用のメールボックスを選択します。または、NDR の送信先となる外部の連絡先を選択します。
[保存]をクリックします。
メモ:
配信できないジャーナルレポート用に内部のメールボックスを使用する場合、そのメールボックスはジャーナリングの対象外になります。
- [+]アイコンをクリックして、[ジャーナル ルールの新規作成]ダイアログボックスを表示します。
- [ジャーナル レポートの送信先]ボックスで、Enterprise Vault.cloud の Office 365 ジャーナリングアドレスを指定します。
- [名前]ボックスに、このルールの適切な名前を入力します。
ルールを特定の配布グループまたはユーザーにのみ適用する場合は、次のように実行します。
[メッセージの送信先または受信元が次の場合...]メニューから[特定のユーザー/グループ]を選択します。
配布グループまたはユーザーを選択して、[追加]をクリックします。
[OK]をクリックします。[ジャーナル ルールの新規作成]ダイアログに、選択したグループまたはユーザーが表示されるようになりました。
- [次のメッセージをジャーナリングします...]メニューから、次のいずれかを選択します。
[すべてのメッセージ]
[内部メッセージのみ]
[外部メッセージのみ]
- [保存]をクリックします。
- [はい]をクリックして、ルールを作成します。
- ジャーナリングルールのページに表示されるように、ジャーナリングルールが表示されます。[オン]にチェックマークを付けて、ジャーナリングを有効にします。