Enterprise Vault.cloud™ アーカイブ管理ヘルプ

Last Published:
Product(s): Veritas Alta Archiving (Version Not Specified)
  1. Archive Administration スタートガイド
    1.  
      Enterprise Vault.cloud Archive Administration について
    2.  
      Archive Administration の前提条件
    3.  
      Archive Administration の Web ブラウザのサポート
    4.  
      Archive Administration へのログイン
    5.  
      パスワードの変更
  2. アーカイブの概要
    1.  
      アーカイブの概要について
    2.  
      完全なアーカイブ使用状況レポートの表示
  3. My Config
    1.  
      [My Config]ページについて
    2.  
      サービスについて
    3.  
      ユーザー管理オプションの選択
    4.  
      Office 365 Sync の設定
    5.  
      Office 365 Sync アカウント用カスタムの役割グループの作成
    6. Office 365 メールボックスの委任権限の同期について
      1.  
        委任権限の同期の必要条件
      2.  
        メールボックスの同期済み委任権限の影響
      3.  
        アーカイブアカウントのすべての委任アクセス権が削除される要因となる条件
      4.  
        スケジュール設定された同期による委任権限の同期について
    7. プロビジョニングについて
      1.  
        Office 365 Sync のプロビジョニングオプションの設定
      2.  
        Personal.cloud の配備オプションの設定
      3.  
        管理者の通知オプションの設定
    8.  
      Office 365 の同期について
    9.  
      Office 365 同期イベントの実行およびスケジュール設定
    10.  
      Office 365 Sync の概要とレポートの表示
    11. 管理対象タグについて
      1.  
        管理対象タグの作成
      2.  
        ユーザーへの管理対象タグの割り当て
      3.  
        管理対象タグに関連付けられている保持ポリシーの変更
      4.  
        管理対象タグの削除
    12. アカウント管理について
      1.  
        アーカイブアカウントの検索
      2.  
        検索フィルタの使用
      3.  
        アーカイブアカウントの作成
      4.  
        アーカイブアカウントの詳細の表示
      5.  
        [Account Details]ページについて
      6.  
        アーカイブアカウントの編集
      7.  
        アーカイブアカウントの削除
      8.  
        ユーザーの配備
      9.  
        ユーザーのアクセス権の削除
      10.  
        既存のアーカイブアカウントのサービスの有効化
      11.  
        既存のアーカイブアカウントの Mobile Web Access 権限の編集
      12.  
        アーカイブアカウントのロック解除
      13.  
        アーカイブアカウントの情報のエクスポート
  4. アーカイブコレクタ
    1.  
      アーカイブコレクタについて
    2. Box ファイルアーカイブについて
      1.  
        Box へのリンクの設定
      2.  
        Box へのリンクの削除
      3.  
        サービスがアカウントをマッピングしたときのファイル収集の自動有効化
      4.  
        マッピングされていないユーザーのレポートの有効化
      5.  
        Box からアーカイブするファイル拡張子のリストへの追加
      6.  
        個々のユーザー向けのアーカイブのファイル拡張子の変更
      7.  
        マッピングされたユーザーに対する手動収集の有効化または無効化
      8.  
        Box ユーザーリストのダウンロード
    3. Salesforce Chatter アーカイブについて
      1.  
        Salesforce Chatter アーカイブの設定
      2.  
        Salesforce Chatter アーカイブ概略の表示
      3.  
        Salesforce Chatter アーカイブの有効化および無効化
    4. Lync オンプレミスアーカイブについて
      1.  
        Lync オンプレミスアーカイブ機能の有効化と無効化
  5. 役割管理
    1.  
      役割管理について
    2.  
      組み込み管理プログラムの役割の編集
    3.  
      カスタム管理者の役割の作成
    4.  
      アーカイブアカウントへの管理者の役割の割り当て
    5.  
      アーカイブアカウントへのレビュー担当者の役割の割り当て
  6. ポリシー管理
    1.  
      ポリシー管理について
    2.  
      アーカイブオプションの設定
    3.  
      アカウントのアーカイブの無効化
    4.  
      高度なパスワードポリシーの設定
    5.  
      Enterprise Vault.cloud アクセス用の信頼できるネットワークの設定
  7. 分類
    1.  
      分類について
    2.  
      電子メールの分類方法
    3.  
      分類を設定する手順
    4.  
      Veritas Information Classifier へのアクセス
    5.  
      カスタム分類ポリシーで使用する Enterprise Vault.cloud 項目のプロパティ
  8. 認証管理
    1.  
      Enterprise Vault.cloud 認証サービスの設定
    2.  
      ポリシーマネージャの役割に対する認証設定権限の有効化
    3.  
      管理者へのポリシーマネージャの役割の割り当て
    4.  
      認証方法の選択
    5.  
      トークン署名証明書のアップロード
    6.  
      ID プロバイダの URL の検証
    7.  
      シングルサインオンのアクティブ化
  9. AD FS 設定ガイド
    1.  
      Enterprise Vault.cloud と連携するための AD FS の設定
    2.  
      Enterprise Vault.cloud に対する証明書利用者信頼の追加
    3.  
      トークン署名証明書の生成
  10. 保持管理
    1.  
      保持管理について
    2.  
      デフォルトの保持期間の設定
    3.  
      保持ポリシーの作成
    4.  
      保持ポリシーの編集
    5.  
      保持ポリシーの削除
    6.  
      保持ポリシーとポリシーターゲットの関連付け
    7.  
      保持ポリシーとポリシーターゲットの関連付け解除
    8.  
      ストレージの有効期限設定の有効化および無効化
    9.  
      ストレージの有効期限の状態テーブルの表示
  11. 継続性管理
    1.  
      Email Continuity について
    2.  
      Email Continuity の前提条件
    3.  
      Email Continuity の設定
    4.  
      メールサーバーへの Email Continuity サービスのプロビジョニング
    5.  
      Email Continuity の IP の範囲のファイアウォールとメールサーバーのホワイトリストへの追加
    6.  
      電子メールのセキュリティプロバイダのルーティング設定の更新
    7.  
      Email Continuity の設定のテスト
    8.  
      Email Continuity の管理
    9.  
      Email Continuity についてよく寄せられる質問
  12. レポートと通知
    1.  
      Enterprise Vault.cloud のレポートとログについて
    2.  
      アクティビティログの表示
    3.  
      メッセージログの表示
    4.  
      使用状況ログの表示
    5.  
      保持ログレポートの作成
    6.  
      モバイルブラウザログの表示
    7.  
      Personal ブラウザログの表示
    8.  
      Discovery ブラウザログの表示
    9.  
      メッセージレポートの作成
    10.  
      Personal Archive レポートの作成
    11.  
      Mobile Web Access レポートの作成
  13. IBM Notes 用の Personal.cloud の配備
    1.  
      IBM Notes 用の Personal.cloud の配備
  14. 以前のリリースの Archive Administration の更新
    1.  
      以前のリリースの更新について
    2.  
      2017 年 3 月更新
    3.  
      2016 年 8 月更新
    4.  
      2016 年 5 月更新
    5.  
      2016 年 1 月更新
    6.  
      2015 年 12 月更新
    7.  
      2015 年 11 月更新
    8.  
      2015 年 8 月更新
    9.  
      2015 年 5 月更新
    10.  
      2015 年 2 月更新
    11.  
      2014 年 11 月更新
    12.  
      2014 年 8 月更新
    13.  
      2014 年 5 月更新
    14.  
      2013 年 11 月更新
    15.  
      2013 年 7 月更新
    16.  
      2013 年 5 月更新
    17.  
      2013 年 2 月/3 月更新
    18.  
      2012 年 11 月更新
    19.  
      2012 年 5 月更新
    20.  
      2012 年 3 月更新
    21.  
      2012 年 1 月/2 月更新
    22.  
      2012 年 1 月更新
  15. Archive Administration の既知の問題
    1.  
      Archive Administration の既知の問題

Office 365 Sync の設定

[User Management]ページで、Microsoft Office 365 を使用してアカウントプロビジョニングを管理するオプションを選択した場合は、Office 365 Sync を設定する必要があります。

Office 365 Sync を設定するには、最初にこのセクションで説明する Office 365 の設定手順を完了する必要があります。次に、[Provisioning]ページに移動して、プロビジョニングオプションを設定する必要があります。その後、[Office 365 Config]ページに戻って、Office 365 Sync のスケジューラを設定できます。

Office 365 Sync を設定するときに、Microsoft Office 365 アカウントのクレデンシャルを指定する必要があります。このアカウントで、Office 365 Sync は以下を実行できます。

  • Office 365 の PowerShell コマンドを実行して Office 365 アカウントを同期する

  • Office 365 Exchange Web サービスを実行して Personal.cloud Web フォルダを配備する

これらの機能の両方で同じアカウントを使用することをお勧めします。Microsoft Office 365 のグローバル管理者アカウントか、Office 365 の必要な権限を持つアカウントのクレデンシャルを指定できます。必要な権限を付与する Office 365 のカスタムの役割グループを作成する方法については、別途説明します。

Office 365 Sync アカウント用カスタムの役割グループの作成を参照してください。

メモ:

その他の作業で、Windows PowerShell へのログオンに使用するアカウントを指定しないようにします。指定した場合、Microsoft Office 365 の調整ポリシーで接続エラーが発生する可能性があります。

Office 365 Sync を設定するには

  1. 左側のナビゲーションウィンドウ枠で、[My Config]の[Office 365 Config]をクリックします。

    メモ:

    [Office 365 Config]ページは、[User Management]ページでプロビジョニングオプションとして Microsoft Office 365 を選択した場合にのみ利用可能です。

  2. [Configuration]で、Office 365 共有メールボックスを同期するかどうかを選択します。

    デフォルトでは、[Synchronize Shared Mailboxes]チェックボックスのチェックマークははずされています。[Synchronize Shared Mailboxes]オプションに関して、次に注意してください。

    • このオプションを選択すると、すべての Microsoft Office 365 ドメインに含まれる各共有メールボックスが同期のターゲットになります。共有メールボックスは、ユーザーのメールボックスと同様に同期および課金されます。

    • プロビジョニング対象のすべての Enterprise Vault.cloud サービスは、共有メールボックスのアーカイブアカウントに対してデフォルトで有効になります。いずれかのサービスを無効にする場合は、アーカイブアカウントを編集し、サービスを手動で無効にする必要があります。

    • Personal.cloud のようこそメッセージを送信するように Office 365 Sync を設定すると、共有メールボックスにようこそメッセージが送信されます。

    • フルアクセス権を持つ共有メールボックスのメンバーは、共有メールボックスにアクセスして、ようこそメッセージを表示できます。メンバーは、ようこそメッセージに含まれるクレデンシャルを使用して、共有メールボックスの Personal.cloud アーカイブにアクセスできます。

    • ユーザーは、レビュー担当者の役割など、アカウントにアクセスするための必要な権限がある場合にのみ、自分の Personal.cloud アーカイブから共有メールボックスのアーカイブアカウントにアクセスできます。

      アーカイブアカウントへのレビュー担当者の役割の割り当てを参照してください。

  3. [Mailbox Delegation Permissions]で、Office 365 のメールボックスに適用された委任権限で実施する処理を選択します。これらの設定に加えられた変更は、次回の Office 365 同期イベントから反映されます。

    Office 365 メールボックスの委任権限の同期についてを参照してください。

    必要なオプションを選択します。

    Do not synchronize delegation permissions

    メールボックスの委任権限の同期を実行しません。メールボックスの委任権限がすでに同期されている場合、これらは変更されないままになります。

    Synchronize delegation permissions

    ターゲットのメールボックスに適用される委任権限を同期します。その後、ユーザーは Personal.cloud で、委任アクセス権が付与された各メールボックスのアーカイブ済みコンテンツにアクセスできます。

    Remove synchronized delegation permissions

    Office 365 の同期済み委任権限を削除します。Office 365 アーカイブへのすべての委任されたアクセス権が削除されます。

  4. [Office 365 Config]ページで以前に Office 365 アカウントクレデンシャルを設定しており、それを変更しない場合には、手順 7 に進みます。
  5. [PowerShell Credentials]には、アカウント同期のために Office 365 Sync で PowerShell コマンドを実行できる Office 365 アカウントのクレデンシャルを指定する必要があります。

    User Name

    必要な権限がある Office 365 アカウントの電子メールアドレスを入力します。

    Password

    Office 365 アカウントのパスワードを入力します。

  6. [Exchange Web Services Credentials]には、Office 365 Sync で Web フォルダを配備するときに、Exchange Web サービスを実行できる Office 365 アカウントの詳細を指定する必要があります。

    Use the same credentials as Powershell

    PowerShell コマンドを実行するために指定したアカウントと同じアカウントを使用するには、このチェックボックスにチェックマークを付けることをお勧めします。異なるアカウントを使用する必要がない限り、ここにチェックマークが付いていることを確認して次の手順に進みます。

    Web フォルダの配備に別の Office 365 アカウントを使用するには、このチェックマークをはずして、アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

    User Name

    PowerShell クレデンシャルを使用しないように選択した場合は、必要な権限を持った別の Office 365 アカウントの電子メールアドレスを入力します。

    Password

    PowerShell クレデンシャルを使用しないように選択した場合は、別の Office 365 アカウントのパスワードを入力します。

  7. 必要な場合は、[Test]をクリックして、Archive Administration が Office 365 に接続できることと、指定したアカウントが必要な権限を持っていることを調べます。

    テスト接続が成功するまで続行しないでください。

  8. [Save]をクリックします。
  9. Office 365 アカウントクレデンシャルを入力または変更した場合は、[Provisioning]ページで設定を保存する必要があります。次のように、適切な手順を実行します。
    • [My Config]でプロビジョニングを設定していない場合は、[Next]をクリックしてリンクをたどり[Provisioning]ページに移動します。そのページで設定オプションを指定して保存します。

      プロビジョニングについてを参照してください。

    • [Provisioning]ページを以前に設定済みの場合は、[Provisioning]ページに移動して、[Save]または[Save and Set Journaling]をクリックします。